UPDATE3: 三菱UFJ<8306.T>がアコム<8572.T>を連結子会社化、買収金額は約1600億円

2008年 09月 8日 18:52 JST
 
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 [東京 8日 ロイター] 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)は8日、アコム(8572.T: 株価, ニュース, レポート)を持分法適用会社から連結子会社化するために、出資比率を15.77%から40.04%に引き上げると発表した。株式公開買い付け(TOB)とアコムが実施する第三者割当増資を組み合わせる。三菱UFJの買収費用は約1600億円程度になる見通し。三菱UFJはアコムをグループの消費者金融事業の中核と位置づけるとともに、アコムは銀行との関係を強化し、経営基盤を強化する。

 

 TOB価格は1株4000円。TOBにより発行済み株式の40.04%取得に届かなかった場合、アコムが三菱UFJを引き受け先に最大573億円の第三者割当増資を実施する。TOB価格4000円は、9月4日までの1カ月の平均株価に対して29.70%、同3カ月の株価に対して27.26%のプレミアムが乗った水準。期間は9月16日から10月21日まで。2009年4月に連結子会社化する。

 

 アコムをグループ中核事業として位置づけ、三菱UFJはグループ内で事業再編を実施する。グループ内の無担保カードローンの審査・保証業務をアコムに統合。コールセンター運営受託業務も集約する。アコムが消費者金融事業で養った審査ノウハウと三菱UFJの顧客基盤を相互補完する。アコムは保証業務を伸ばすとともに、海外事業の展開などを三菱UFJと手掛け、成長戦略を描きたい考えだ。

 記者会見したアコム(8572.T: 株価, ニュース, レポート)の木下盛好社長は、消費者金融会社の資金調達環境について「直接金融での資金調達には不透明感がある」と述べ、調達環境が悪化しているとの現状を指摘すると共に、今後は銀行の後ろ盾が必要との考えを示した。

 三菱UFJFGの長岡孝常務執行役員は「アコムは審査ノウハウが強い。(銀行のノウハウは)まだまだ及ばない」と語った。

 

 木下社長は同業他社の買収について「現在は検討していないが、今後検討する可能性がある」と述べて、規模の拡大を志向する考えも示した。

 

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 (ロイター日本語ニュース 布施太郎記者)

 
 

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