UPDATE2: クレジット市場動向=あおぞら銀行<8304.T>SBに水準探る気配、CDS指数は出合い難
<対国債スプレッド>
政保債(地方公)10年 5.5─6.0bp 銀行債(みずほ)5年 34─35bp
地方債(都債) 10年 9.0─ 10bp 電力債(東電)10年 15─16bp
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[東京 24日 ロイター] 一般債市場では、あおぞら銀行(8304.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8304=JFI>の
第1回国内普通社債(SB/償還2011年4月)にLIBOR(ロンドン銀行間貸出金
利)プラス250bpオファー、450bpビッドの気配が観測された。マーケットでは
信用リスクに対する懸念が薄らいできていることから、投資家がスプレッドの水準を探る
目的で気配を出したとみている。クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で
指標となるiTraxxJapanシリーズ11ITJJP5Y=GFは出合い難。24日の米連
邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控えて、多くの投資家が取引を手控えた。プ
レミアム気配は176─184bp。23日の引け値は182bpだった。
あおぞら銀行のSBについて、ある国内証券のディーラーは「スプレッドに厚みのある
銘柄に対するニーズが出ており、水準を探る動きではないか」と指摘。信用リスクへの警
戒が極度に強まっていた3月までは売り圧力がかかっていたが、4月以降は徐々に買い意
欲が高まったとの見方があった。銀行SBではみずほコーポレート銀行<0#8310=JFI>の第
4回SB(償還2012年1月)に国債流通利回りプラス32bpのオファーが出ていた。
地方公共団体金融機構<0#0906=JFI>の政府保証債に売り気配が観測された。オファーは
残存期間6年5カ月で国債流通利回りプラス7bp程度。「金利が大幅に低下(価格は上
昇)したことから、投資家が利益を確定させるために売りを出したもよう」(国内証券)
との指摘があった。
JT(2914.T: 株価, ニュース, レポート)<0#2914=JFI>の第2回SB(償還2010年7月)に国債流通利回りプラ
ス24bpの売り気配が出た。マーケットでは、オファーは市場実勢よりややタイトな水
準とみている。
オランダ開発金融公庫は25日にも、期間5年・発行予定額400億円のサムライ債
(円建て外債)の起債に踏み切る見通し。投資家に向けて実施されているマーケティング
のスプレッドはLIBORに38bp上乗せされた水準となっている。
<CDS、FOMC声明控えポジション一方向に傾けず>
CDS市場は閑散。マーケットでは、FOMCの声明で先行きの金融政策運営に関する
言及が注目されているだけに、積極的に取引する状況になかったとみている。「ワイド化、
タイト化なのかを見極めづらく、ポジションを一方向に傾けにくい」(外資系証券)との
指摘があった。もっとも、マーケットに大きな影響が出なければタイト化圧力がかかり
やすくなるとの見方が出ている。
個別はプロミス(8574.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8574=JFI>が410bp、富士重工業(7270.T: 株価, ニュース, レポート)<0#7270=JFI>
が140bpと135bp、オリックス(8591.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8591=JFI>が590bpと、横ばい圏
で取引が成立した。
エレクトロニクス関連にややワイドな気配が観測された。シャープ(6753.T: 株価, ニュース, レポート)
<0#6753=JFI>、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)<0#6758=JFI>が各45bpビッドとなった。
<CP発行総額は2600億円程度>
CPの発行総額は2600億円程度となった。発行レートは小幅上昇。a1+格の電気
機器が300億円(10月中旬期日、0.184%近辺)、a1+格の別の電気機器が
300億円(12月下旬期日、0.18%台前半)、a1格の食料品が290億円(7月
中旬期日、0.166%台)などの発行が観測された。
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