UPDATE2: クレジット市場動向=クレジット市場動向=CDS指数が上昇基調、既発電力債に売り

2009年 07月 8日 16:37 JST
 
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<対国債スプレッド>

政保債(地方公)10年 5.5─6.0bp 銀行債(みずほ)5年 34─35bp

地方債(都債) 10年 9.0─ 10bp 電力債(東電)10年 14─15bp

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 [東京 8日 ロイター] クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で指標

となるiTraxxJapanシリーズ11ITJJP5Y=GFのプレミアムが上昇基調となっ

た。8日のプレミアムは260ベーシスポイント(bp)と、7日の引け値(231bp

)から29bpもワイドな水準で取引される局面があった。指数は245bp、250b

p252bp、259bp、258bp、255bpでも取引が成立した。指数が260

bp台で取引されたのは5月7日以来、約2カ月ぶり。7日の米株式市場がさえない展開

になったことに加え、8日の東京株式市場で日経平均.N225が200円を超す大幅下落と

なったことを材料視した。5月機械受注が予想を下回る結果となったことや、円高が進ん

だこともワイド化の要因との見方があった。

 一般債市場では、既発の一部電力債(SB)に売りが観測された。金利低下を受けた利

益確定や新発債の起債に絡む調整目的の売りとみられている。

 電力債のオファーは、東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9501=JFI>の第498回債(償還2012年

12月)が国債利回りプラス17bp、同547回債(償還2020年7月)が国債プラ

ス16bp、同555回債(償還2015年5月)が国債プラス17.5bp、関西電力

(9503.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9503=JFI>の第457回債(償還2012年8月)が国債プラス16bp、東

北電力(9506.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9506=JFI>の第375回債(償還2015年6月)が国債プラス17b

p、九州電力(9508.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9508=JFI>の第394回債(償還2017年9月)が国債プラス

17bp。市場では金利低下による利益確定売りに加えて「きょう起債された東京電力債

などのスプレッドがややタイトな水準で決まったこともあり、調整売りが出やすかった」

(国内証券)との声が出ている。

 <アコム、大林組などCDS大幅ワイド化>

 CDS市場でアコム(8572.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8572=JFI>が295bpと310bp、プロミス

(8574.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8574=JFI>の7年が660bp、大林組(1802.T: 株価, ニュース, レポート)<0#1802=JFI>が200bp、

215bp、220bp、大成建設(1801.T: 株価, ニュース, レポート)<0#1801=JFI>の3年が450bp、鹿島

(1812.T: 株価, ニュース, レポート)<0#1812=JFI>の3年が220bp、日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)<0#7201=JFI>が325

bp、富士重工業(7270.T: 株価, ニュース, レポート)<0#7270=JFI>が220bp、KDDI(9433.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9433=JFI>が

80bp、福山通運(9075.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9075=JFI>の4年が190bp、高島屋(8233.T: 株価, ニュース, レポート)

<0#8233=JFI>の4年が85bp、JR東海(9022.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9022=JFI>の3年が40bp、

ブリヂストン(5108.T: 株価, ニュース, レポート)<0#5108=JFI>が75bp、住友商事(8053.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8053=JFI>が

150bp、王子製紙(3861.T: 株価, ニュース, レポート)<0#3861=JFI>が115bpと、それぞれワイドな水準で取

引が成立した。アコムが前日比60bp、大林組は6日比較で75bpの大幅ワイド化と

なった。

 マーケットでは、景気に対する厳しい見方が強まり、取引参加者の多くがさらなる株安

を意識して信用リスクを回避するプロテクションを買う取引を積極的に行ったとみてい

る。「リスクヘッジの勢いが増すばかりで、リスクを取る動きはかなり限定的」(国内金

融機関)との指摘が出ていた。消費者金融セクターに関して、ある銀行系証券のディーラ

ーは「SBのスプレッドに比べて、CDSプレミアムがタイトになり過ぎていた。収益環

境も厳しいだけに、さらなるワイド化は避けられない」と述べた。

 円高基調となったことから、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)<0#6758=JFI>など輸出関連セクターにワイ

ド化圧力がかかった。ソニーの気配は115─140bpに上昇。7日の気配は90─1

15bpだった。トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)<0#7203=JFI>には110─130bpの気配が観

測された。「輸出関連セクターは消費の冷え込みによる販売不振、円高進行による為替差

損の発生で厳しい決算が予想される。ディーラーが早めのリスクヘッジに動いた」(銀行

系証券)との指摘が出ていた。

 <CPの発行総額は3200億円程度>

 CPの発行総額は3200億円程度となった。発行レートは年内物が小幅低下、年越え

物が小幅上昇。a1+格の繊維が100億円(10月中旬期日、0.17%近辺)、a1

格の輸送用機器が130億円(2010年1月中旬期日、0.27%近辺)、a1格のそ

の他金融が50億円(10月上旬期日、0.22%台後半)などの発行が観測された。

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