UPDATE2: クレジット市場動向=CDS指数235bpにタイト化、電力債はオファー切り上がる

2009年 07月 9日 16:15 JST
 
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<対国債スプレッド>

政保債(地方公)10年 5.5─6.0bp 銀行債(みずほ)5年 34─35bp

地方債(都債) 10年 9.0─ 10bp 電力債(東電)10年 14─15bp

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 [東京 9日 ロイター] クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で指標

となるiTraxxJapanシリーズ11ITJJP5Y=GFにタイト化圧力がかかった。プ

レミアムは260ベーシスポイント(bp)を付けた後、258bp、255bp、

253bp、243bp、242bp、236bp、235bpと、8日の引け値

(250bp)から15bpタイトな水準で取引される局面があった。9日の東京株式市

場で日経平均.N225が続落したにもかかわらずタイト化したことについて、マーケット

では、急速にワイド化し過ぎた反動とみている。指数はわずか1週間で80bpもワイド

化していた。信用リスクを回避するプロテクションの買いポジションを組んでいた海外

ヘッジファンドが利益を確定させるために、信用リスクを取るプロテクションの売りを積

極的に行ったとの見方もあった。

 一般債市場では、東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9501=JFI>や関西電力(9503.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9503=JFI>など

の電力債(SB)に売り気配が示された。オファーは前日対比でいずれも1─2bp切り

上がっており、スプレッドの縮小余地が小さいとみた参加者が売りを出しているのでは

ないかとの見方が出ている。

 

 電力債のオファーは、東京電力の第498回債(償還2012年12月)と第525回

債(償還2017年3月)、第555回債(償還2015年5月)がいずれも国債利回り

プラス18bp、第532回債(償還2017年9月)が国債プラス17bp、関西電力

の第457回債(償還2012年8月)と東北電力(9506.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9506=JFI>の第375回債

(償還2015年6月)、北海道電力(9509.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9509=JFI>の第292回債(償還201

7年7月)が国債プラス18bp。

 市場では「景気楽観論の後退でリスク選好のフローを巻き戻す動きが活発化。これまで

スプレッドタイト化が進んだ電力などの高格付けSBは、タイト化余地が小さいとみて利

益確定売りが出ているのではないか」(国内金融機関)との声が出ている。

 <アコムCDSなど一転タイト化>

 CDS市場でアコム(8572.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8572=JFI>が280bp、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)

<0#7203=JFI>が110bp、マツダ(7261.T: 株価, ニュース, レポート)<0#7261=JFI>が475bp、全日本空輸

(9202.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9202=JFI>が300bp、TMCC(トヨタ モーター クレジット コーポレ

ーション)のドル建て5年が250bp、パイオニア(6773.T: 株価, ニュース, レポート)の2011年4月償還がア

ップフロントで27%と、タイトな水準で取引が成立した。アコムは前日比30bpタイ

ト化したほか、トヨタ自動車は前日の気配(110─130bp)でみてタイトサイドで

取引された。

 タイト化について、ある銀行系証券のアナリストは「短期のトレーディング目的で売買

された可能性が高い。ディーラーが利益を確定させる取引を行ったのではないか」と指摘。

企業業績の悪さが意識され、これまで急速にワイド化してきたが、行き過ぎたワイド化の

反動からタイト化したとの見方も出ていた。

 このほか、ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)<0#7267=JFI>とトヨタ自動車のプロテクションを交換するス

イッチ取引がみられた。プレミアムは10bpだった。

 <CPの発行総額は700億円程度>

 CPの発行総額は700億円程度にとどまった。発行レートは小幅低下。a1格のパル

プ・紙が40億円(9月下旬期日、0.15%台前半)、a1+格の電力が50億円

(8月下旬期日、0.14%近辺)、a1格のその他金融が10億円(10月中旬期日、

0.23%近辺)などの発行が観測された。

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