UPDATE2: クレジット市場動向=銀行CDSがタイト化、ソフトバンク<9984.T>SBに売り
<対国債スプレッド>
政保債(地方公)10年 5.5─6.0bp 銀行債(みずほ)5年 34─35bp
地方債(都債) 10年 9.0─ 10bp 電力債(東電)10年 14─15bp
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[東京 10日 ロイター] クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で銀
行セクターがタイト化した。ドル建て劣後で三菱東京UFJ銀行<0#8315=JFI>が130ベ
ーシスポイント(bp)、みずほコーポレート銀行<0#8310=JFI>が160bpで取引が成
立した。マーケットでは、投資家・ディーラーが銀行セクターを対象に利益を確定させる
取引を行ったとみている。一般債市場では、ソフトバンク(9984.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9984=JFI>の国内普
通社債(SB)の売り気配が観測された。オファーは第25回債(償還2011年6月)
でLIBOR(ロンドン銀行間貸出金利)プラス260bpとやや実勢に比べてややタイ
トな水準。同社は来週にもSB発行に踏み切るとの観測が浮上しており、起債に向けて水
準を探る動きではないかとの見方が出ている。
一般債では、ソフトバンクSBのほか、前日に引き続いて電力債のオファーが目立った。
東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9501=JFI>の第525回債(償還2017年3月)と
東北電力(9506.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9506=JFI>の第375回債(償還2015年6月)が国債プラス18
bp、北海道電力(9509.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9509=JFI>の第292回債(償還2017年7月)と九州
電力(9508.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9508=JFI>の第394回債(償還2017年9月)が国債プラス18.5
bp。国債市場で先物ゾーンや長期ゾーンは徐々に上値が重くなっていることもあり
「電力セクターは大量発行で信用枠がいっぱいになった投資家から売りも出やすい」
(国内金融機関)という。
<CDS指数は横ばい圏>
CDS市場で指標となるiTraxxJapanシリーズ11ITJJP5Y=GFのプレミア
ムは横ばい。10日のプレミアムは午前に9日の引け値(230bp)から15bpタイ
トな215bpで取引される局面があったものの、午後に入って上昇し230bpで取引
が成立した。利益を確定させる動きとともに、これまでの急速なワイド化に対する反動か
ら信用リスクを取るプロテクションの売りが優勢となる場面があったが、欧州CDSのワ
イド化に連動して再び信用リスクを回避するプロテクションの買いの勢いが増した。「景
気に対する楽観的な見方が後退していることや、来週発表される米金融機関の第2・四半
期決算への警戒から、ワイド化圧力がかかりやすくなった」(銀行系証券)との見方が出
ていた。
個別では、プロミス(8574.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8574=JFI>が625bpとややタイトな水準、イオン
(8267.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8267=JFI>が155bpと横ばい圏で取引された。気配はアコム(8572.T: 株価, ニュース, レポート)
<0#8572=JFI>、鹿島(1812.T: 株価, ニュース, レポート)<0#1812=JFI>が各200bpビッド、東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)
<0#6502=JFI>が350bpオファーとなった。
<CPの発行総額は1000億円程度>
CPの発行総額は1000億円程度となった。発行レートは小幅低下。a1+格の電力
が60億円(7月下旬期日、0.12%台半ば)、a1格の不動産が40億円(9月下旬
期日、0.14%台半ば)、a1格の小売が140億円(10月中旬期日、0.18%台
後半)などの発行が観測された。
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