再送:〔アングル〕5月百貨店売上高は15カ月連続減へ、6月は新型インフルエンザの影響薄らぐ

2009年 06月 19日 06:05 JST
 
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*この記事は9日に配信しました。

 [東京 9日 ロイター] ロイターが実施した聞き取り調査によると、日本百貨店協

会が今月発表する5月の全国百貨店売上高は、高額品や衣料品を中心に厳しい状況が続き、

15カ月連続で前年割れとなる見込み。5月は関西を中心に新型インフルエンザの悪影響

が出たものの、6月上旬はその影響はかなり薄れているという。

 5月は引き続き高額品や衣料品が苦戦したほか「5月後半に入って新型インフルエンザ

の影響により神戸・大阪地区店舗を中心に入店客数が激減した」(大丸)という。

 聞き取り調査の結果、前月よりもマイナス幅が縮小した百貨店は1つにとどまっており、

5月の全国百貨店売上高は、4月の前年比11.3%減から再びマイナス幅を拡大する

可能性がある。

 一方で、ストールや化粧品といった婦人雑貨に動きが出ており、引き続き前年割れなも

のの「商品によっては回復の兆しが見え始めた」(高島屋)とのコメントがあった。

 松屋銀座本店では「銀座の男」市として、期間限定でスーツ2着を2万9800円で売

り出したところ好評で、5月の紳士服売上は前年を上回った。男市ではスーツ下取りも実

施し、処理会社によって電力にリサイクルするなど、企画力が集客増につながる例も出て

いる。

 6月上旬については、新型インフルエンザの影響はかなり薄れており、「客足も戻って

きている」(複数の百貨店)との指摘が相次いでいる。

 主要百貨店売上高(前年比%、▲はマイナス)

 

      4月     5月速報      6月上旬

伊勢丹(全店)     ▲13.0   ▲13.2   ▲20(7日まで)

三越(全店店頭)    ▲14.0   ▲14.0   ▲13(7日まで)

高島屋(18店)   ▲13.3   ▲13.3   ▲9程度(7日まで) 

松屋(8237.T: 株価, ニュース, レポート)(銀座店) ▲15.8    ▲7.2   ▲18(3日まで)

大丸(直営12店)    ▲8.7   ▲13.8   前年下回る(8日まで)

松坂屋(直営8店)   ▲11.9   ▲16.8   前年下回る(8日まで)

そごう(全店)      ▲7.7   ▲12.0   ▲2程度(8日まで)

西武(全店)       ▲7.5   ▲12.0   ▲10程度(8日まで)

小田急(新宿店)    ▲12.6   前年下回る   前年下回る(8日まで)

     

*三越伊勢丹ホールディングス(3099.T: 株価, ニュース, レポート)は、持ち株会社傘下の伊勢丹と三越を個別集計。

*J.フロントリテイリング(3086.T: 株価, ニュース, レポート)は持ち株会社傘下の大丸と松坂屋を個別集計。

*ミレニアムリテイリングは、持ち株会社傘下の西武百貨店とそごうを個別集計。

  

 (ロイター日本語ニュース 寺脇 麻理記者)

(mari.terawaki@thomsonreuters.com; 03‐6441‐1835; ロイターメッセージング:

mari.terawaki.reuters.com@reuters.net)

 
 

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