UPDATE2: クレジット市場動向=CDS指数が130bp台で取引、一般債は取引閑散
<対国債スプレッド>
政保債(地方公)10年 5.5─6.0bp 銀行債(みずほ)5年 34─35bp
地方債(都債) 10年 10─10.5bp 電力債(東電)10年 15─16bp
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[東京 15日 ロイター] クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で指
標となるiTraxxJapanシリーズ11ITJJP5Y=GFがタイト化した。シリーズ
11のプレミアムは前週末から8ベーシスポイント(bp)低下の137bpで取引され
る局面があった。指数が130bp台で取引されたのは2008年9月12日以来、約9
カ月ぶり。主要8カ国(G8)財務相会合で、世界経済について安定化を示す兆候がある
として、景気は最悪期を脱し底を打ったとの共同声明を材料視した。信用リスクを回避す
るプロテクションの買い意欲が大きく後退しており、プレミアムはリーマン・ブラザーズ
(LEHMQ.PK: 株価, 企業情報, レポート)が経営破たんした08年9月15日以前の水準に戻ったとの指摘が出ていた。
急速なタイト化への警戒があるものの、信用リスクを取るプロテクションの売り圧力がか
かりやすくなっているだけに、指数は着実に100bpに近づきつつある。指数は138
bp、139bpでも取引された。
一般債市場は閑散。良好な需給環境を背景に売りが出にくい展開。週初で積極的な取引
が手控えられた。
一般債では、プロミス(8574.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8574=JFI>第41回国内普通社債(SB、償還
2013年10月)がLIBORプラス520bpオファー、IHI(7013.T: 株価, ニュース, レポート)
<0#7013=JFI>第34回国内SB(償還2014年6月)がLIBORプラス250bpオ
ファー、三洋電機(6764.T: 株価, ニュース, レポート)<0#6764=JFI>第20回国内SB(償還が2014年8月)がL
IBORプラス125bpオファーなどの気配が観測された。いずれも格付けはBBB格
で気配はほぼ実勢並み。市場では「BBB格に対しても買いが入るようになってきてい
る。急速にタイト化しているCDS対比で割安になっている銘柄への買いを期待して、投
資家から売りが出ているのではないか」(証券)との声が出ている。
<CDS、個別銘柄もタイト化>
CDS市場は、指数のタイト化とともに、個別銘柄のプレミアムも低下圧力がかかっ
た。みずほコーポレート銀行<0#8310=JFI>のドル建て劣後が91bpと89bpと、前週
末から6bpタイトな水準で取引されたほか、NEC(6701.T: 株価, ニュース, レポート)<0#6701=JFI>が75bp、
IHI(7013.T: 株価, ニュース, レポート)<0#7013=JFI>の3年が255bpで出合った。マーケットでは、信用リス
クを取るプロテクションの売りが勢いづいており、タイトな水準で取引されるようになっ
たとみている。「プレミアムの絶対水準が高いノンバンクの気配についてもタイト化が目
立つようになった」(外資系証券)との指摘があった。
日本ソブリンのドル建て5年は45bpと、前週末と比較してややワイドな水準で取引
された。日本の財政悪化を懸念した海外勢が信用リスクを回避するために積極的に取引を
行ったとの見方が出ていた。
<CPの発行総額は600億円程度>
CPの発行総額は600億円程度にとどまった。発行レートは横ばい。a1格の商社が
200億円(9月中旬期日、0.15%割れ)と200億円(10月中旬期日、0.17
%台後半)、a1格のリースが50億円(9月中旬期日、0.205%程度)などの発行
が観測された。
CDSの情報は、<JPN/CDS1>MARKITCDSITJJP5Y=GFをダブルクリックしてご覧下
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