UPDATE1: クレジット市場動向=CDS指数は小幅ワイド、エルピーダ<6665.T>SBに売り気配
<対国債スプレッド>
政保債(地方公)10年 5.5─6.0bp 銀行債(みずほ)5年 34─35bp
地方債(都債) 10年 9.0─ 10bp 電力債(東電)10年 15─16bp
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[東京 29日 ロイター] クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で指
標となるiTraxxJapanシリーズ11ITJJP5Y=GFがに小幅ワイド化した。プレ
ミアムは朝方に180ベーシスポイント(bp)と前週末引け(178bp)に比べてワ
イドな水準で取引された後、183bp、184bpと徐々に水準を切り上げた。ローン
のヘッジ目的とみられる日系からのプロテクション買いが優勢となった。
一般債市場では、エルピーダメモリ(6665.T: 株価, ニュース, レポート)<0#6665=JFI>の国内普通社債(SB)に売
り気配が観測された。オファー水準は第3回債(償還2010年12月)で94円。経営
再建に向けて官民の金融支援が実現すれば、資金繰りへの不安が和らぐとの思惑から、買
いが入るのを期待した売りが出たとの見方が出ている。
CDS市場は、朝方からリスク回避のプロテクション買いが優勢となったが「日経平均
が前場しっかりと推移していたことを踏まえると、プロテクション買いと株価動向との関
連性は低い。ローン関係のヘッジを目的に日系の金融機関がプロテクションをたんたんと
買っていた」(邦銀)との指摘が出ている。もっとも週明けで全般静かな取引に終始。個
別では富士重工業(7270.T: 株価, ニュース, レポート)が155bpと前週末比横ばいの水準で出合いを付けた。
一般債市場も閑散。エルピーダSBの売りについて「経営再建が軌道に乗るかどうかは
半導体市況が回復することが前提条件。官民の金融支援が実現すれば、デフォルトリスク
が低下して買いが入りやすい。こうした買いを期待する格好で、同債をポートフォリオか
ら外す動きが出ているのではないか」(国内金融機関)という。
日本経済新聞は27日付朝刊で、同社の再建に向けた官民の金融支援が総額2000億
円規模に達することが明らかになったと報じている。また、坂本幸雄社長は29日、都内
で開いた株主総会で、産業活力再生法に基づく公的資金の受け入れについて、「産活法適
用の基準認定が満たされるよう最大限の努力をしている。認定を得られるよう引き続き調
整している」と述べている。
<CPの発行総額は800億円程度>
CPの発行総額は800億円程度となった。発行レートは一部セクターで小幅上昇。
a1格の化学が50億円(10月上旬期日、0.18%割れ)、J1+格のその他金融
が190億円(7月中旬期日、0.16%台前半)、a1格のその他金融が10億円
(8月上旬期日、0.18%台半ば)などの発行が観測された。
(ロイター日本語ニュース 星 裕康記者)
(hiroyasu.hoshi@thomsonreuters.com;03-6441-1786;ロイターメッセージング
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