UPDATE2: クレジット市場動向=消費者金融SBに売り・買い、プロミス<8574.T>CDSなどタイト
<対国債スプレッド>
政保債(地方公)10年 3.5─4.0bp 銀行債(みずほ)5年 28─29bp
地方債(都債) 10年 7.5─8.0bp 電力債(東電)10年 12─13bp
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[東京 2日 ロイター] 一般債市場では消費者金融セクターの国内普通社債(SB)
に売り・買いの気配が観測された。気配はプロミス(8574.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8574=JFI>第33回債(償
還2014年4月)が68円オファー─60円ビッド、アイフル(8515.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8515=JFI>
第8回債(償還2009年11月)が96円オファー─89円ビッド、同第46回債(償
還2010年4月)が66円オファー─56円ビッド、同第12回債(償還2010年6
月)が58円オファー─48円ビッドとなった。マーケットでは、継続した売りが観測さ
れる中で、政府が貸金業法の規制を緩和する方向で検討するとの一部報道が買いにつなが
ったとみている。
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場でプロミスなど一部消費金融がタイ
ト化した。プロミスは前週末比100ベーシスポイント(bp)程度タイトな850─
1050bp、アコム(8572.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8572=JFI>は同50程度タイトな470─520bpの
気配がそれぞれ観測された。規制緩和観測はネガティブな市場心理を緩和させる面があっ
たとの見方が出ていた。
貸金業法の規制緩和はルール変更に伴う衝撃を和らげる一定の効果が期待できるものの、
マーケットでは、消費者金融会社の事業環境を大きく好転させるだけのポジティブな材料
と判断していない。
ある銀行系証券のアナリストは「貸出総量などの規制が実施されれば、収益基盤は弱ま
る。追加の貸出しができなくなることで個人や中小企業の破産増加につながる可能性もあ
ることから、貸し倒れリスクの増大など事業環境に不透明さが増す恐れがある」と述べた。
プロミス、アイフルのほかにアコム第45回債(償還2013年1月)が85円オファ
ー─80円ビッド、同第40回債(償還2015年2月)が75円オファー─67円ビッ
ドの気配が観測された。
イオン(8267.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8267=JFI>第15回SB(償還2014年6月)にLIBOR(ロン
ドン銀行間貸出金利)プラス45bpのオファーが観測された。
<CDS指数、一時140bp近くまで上昇>
CDS市場で指標となるiTraxxJapanシリーズ12ITJJP5Y=GFのプレミア
ムは136.5bp、138bpと、一時140bp近くまで上昇した。前週末の引け
(128.5bp)と比較して一時10bp弱ワイドな局面で取引された。経営難に陥っ
ていた米商業金融大手CITグループCIT.Nが1日、米連邦破産法第11条(日本の民
事再生法に相当)の適用を申請したことで、信用リスクを回避するプロテクションの買い
が優勢になった。2日の東京株式市場で日経平均.N225が大幅下落したこともワイド化
の要因になったとの見方があった。ただ、CITグループの破たんをある程度織り込んで
きただけに、金融システムへの不安、信用収縮への懸念を意識する取引には至らなかった。
武富士(8564.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8564=JFI>の2010年7月償還の転換社債レートにアップフロント
46.5─55%と、ややタイトな気配が出たほか、アイフル5年はアップフロント60
─67%で横ばい圏の気配となった。
消費金融以外では、全日本空輸(9202.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9202=JFI>の2年が300bp、みずほコー
ポレート銀行<0#8310=JFI>のドル建てシニアが90bp、同ドル建て劣後が135bp、
三菱東京UFJ銀行<0#8315=JFI>のドル建てシニアが62bp、りそな銀行<0#8319=JFI>
の3年ドル建て劣後が85bp、オリックス(8591.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8591=JFI>が405bp、東レ
(3402.T: 株価, ニュース, レポート)<0#3402=JFI>が37bp、大阪ガス(9532.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9532=JFI>が18bpで取引され
た。全日空が大幅にワイド化したほか、銀行セクターは全般にワイドな水準で取引された。
一方、オリックスは前週末比30─40bpタイトな水準で出合った。
全日空は210─300bpの気配が出ていたが、オファーサイドで取引された。「収
益見通しの悪さが嫌気された」(国内金融機関)との指摘があった。全日空は10月30
日、2010年3月期の連結営業損益予想を200億円の赤字に下方修正する(従来予想
は350億円の黒字)と発表している。
日本ソブリンのドル建て5年は60bpと、横ばいで取引が成立した。
<CP発行総額は1800億円程度>
CPの発行総額は1800億円程度となった。発行レートは横ばい。a1格の電気機器
が230億円(11月下旬期日、0.12%台後半)、a1格の化学が60億円
(2010年3月末期日、0.13%台半ば)、a1格のその他金融が30億円(2010
年2月上旬期日、0.15%近辺)などの発行が観測された。
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