UPDATE2: クレジット市場動向=アコム<8572.T>SBに売り、武富士<8564.T>CDSタイトな気配
<対国債スプレッド>
政保債(地方公)10年 3.5─4.0bp 銀行債(みずほ)5年 25─26bp
地方債(都債) 10年 7.5─8.0bp 電力債(東電)10年 12─13bp
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[東京 6日 ロイター] 一般債市場ではアコム(8572.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8572=JFI>の国内普通社
債(SB)に売り気配が観測された。オファーは第45回債(償還2013年1月)が
89円、第40回債(償還2015年2月)が80円。アコムが5日発表した決算見通し
で2010年3月期の連結当期損益予想を従来予想の322億円の黒字から114億円の
赤字に下方修正したことが嫌気されたとの見方があった。
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で5日に好決算を発表した武富士
(8564.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8564=JFI>にアップフロント45─57%と、タイトな気配が観測された。
プロミス(8574.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8574=JFI>は770─900ベーシスポイント(bp)でややタイ
ト、アコムは333─444bpで横ばい圏の気配となった。アコムは連結当期損益予想
を赤字に修正したことが意識されており、マーケットでは、武富士と異なる動きになった
とみている。
アコムSBについて、マーケットでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)
<0#8306=JFI>の連結子会社という面で他の消費者金融会社に比べ信用リスクを警戒する見
方は少なかったものの、2010年3月期の連結当期損益予想が赤字転落となったことで
業績見通しに対する不安から売り圧力がかかりやすくなったとみている。5日はオファー
─ビッドの気配が出ていたが、6日はオファーのみだった。
日本レジデンシャル投資法人(8962.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8962=JFI>の第3回投資法人債(償還2012
年9月)に80円の買い気配が出た。アドバンス・レジデンス投資法人(8978.T: 株価, ニュース, レポート)
<0#8978=JFI>との合併が現実化する見通しとなったことなどを理由に、ムーディーズが
10月29日に発行体格付けをB1からBa2に引き上げ、さらに格上げ方向での見直し
を継続すると発表している。信用力に対する警戒が薄らいでいるとの見方が出ていた。
<CDS指数は横ばい圏、米雇用統計発表控えて取引手控え>
CDS市場で指標となるiTraxxJapanシリーズ12ITJJP5Y=GFは横ばい圏
となった。6日に発表される10月の米雇用統計を控えて積極的な取引は手控えられた。
気配は午前が131─137bp、午後が133─140bp。5日の引けは135.5
bpだった。
個別銘柄の取引は低調だった。阪急阪神ホールディングス(9042.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9042=JFI>3年が
45bp、近畿日本鉄道(9041.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9041=JFI>が82bpと80bpと、タイトな水準で
取引されたほか、東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9501=JFI>が21bpと22bp、関西電力
(9503.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9503=JFI>が20bp、福山通運(9075.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9075=JFI>が115bp、三井住
友銀行<0#8412=JFI>のドル建て劣後が100bpとなった。
日本ソブリンのドル建て5年に63─70bpの気配が観測された。5日は66bpで
取引が成立しており、プレミアムは財政悪化への懸念を背景に高止まりしている。
<CP発行総額は1700億円程度>
CPの発行総額は1700億円程度となった。発行レートは横ばい。a1格の化学が
70億円(2010年2月上旬期日、0.13%台半ば)、a1格の輸送用機器が70億
円(2010年2月上旬期日、0.13%近辺)、a1格のその他金融が30億円
(2010年2月上旬期日、0.14%台半ば)などの発行が観測された。
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