インド株式市場・序盤=ほぼ変わらず、原油価格高騰とインフレへの懸念に押される

2008年 06月 17日 16:14 JST
 
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 SENSEX指数.BSESN 前営業日比 出来高概算

 0537GMT 15400.02    4.20高

 寄り付き    15388.36    7.46安

 前営業日終値 15395.82   206.20高  1.01億株

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 [ムンバイ 17日 ロイター] 17日序盤のインド株式市場は、前日終値とほぼ変

わらない水準で推移している。原油価格高騰とインフレ高進に対する懸念が再燃し、動意

が薄い。前日の上昇相場を主導したリライアンス・インダストリーズ(RELI.BO: 株価, 企業情報, レポート)は、同社

創業一族による内輪もめが嫌気され、反落している。

 市場関係者は、原油価格の上昇でインド株式市場の見通しが暗くなっていると指摘す

る。米原油先物CLc1はオーバーナイトの取引で1バレル=140ドルに近づき、最高値

を更新。その後は小緩み、17日の取引では1バレル=135ドルを下回る水準に落ち着

いたが、インドは原油需要の70%を輸入に頼っているため、原油価格の高騰はインド経

済に打撃を与える。

 エンヴィジョン・キャピタルの投資責任者のニクンジ・ドシ氏は「過熱した原油相場が

落ち着くまで、インド株式市場は確信を持って上昇できないだろう。原油相場の安定は、

インフレ沈静化とインド経済の安定にとり不可欠だ」と述べた。

 インドでは燃料価格上昇に伴い、物価上昇率は5月末に8.75%と、7年来の高水準

を付けた。

 SENSEX指数.BSESN(ムンバイ証券取引所に上場する30銘柄で構成)は現地時

間午前11時07分(0537GMT、日本時間午後2時37分)現在、4.20ポイン

ト(0.03%)高の1万5400.02。23銘柄が上昇している。

 インド第2位の携帯電話会社リライアンス・コミュニケーションズ(RLCM.BO: 株価, 企業情報, レポート)は、前日

の下げに引き続き、1.6%下落。創業一族のお家騒動で、同社と南アフリカの同業MT

Nグループ(MTNJ.J: 株価, 企業情報, レポート)との間の業務統合協議に遅延が出るとの懸念が出ている。

 石油化学最大手のリライアンス・インダストリーズ(RELI.BO: 株価, 企業情報, レポート)、通信大手のバーティ・

エアテル(BRTI.BO: 株価, 企業情報, レポート)やICICI銀行(ICBK.BO: 株価, 企業情報, レポート)などの優良株も軟調。リライアンス・イン

ダストリーズは0.7%、バーティ・エアテルは1.0%、ICICI銀行は1.3%、

それぞれ下げている。

 一方、民間航空ジェット・エアウェイズ(JET.BO: 株価, 企業情報, レポート)は1.9%高。地元紙ミントが関係筋

の話として、リライアンス・インダストリーズが同社株式の6─7%を取得する方向で交

渉に入ったと報じたことが材料視されている。

 

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