シドニー株式市場・大引け=続落、世界経済回復期待が薄れ鉱山株に売り

2009年 05月 14日 17:19 JST
 
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                  (カッコ内は前営業日比)

S&P/ASX200指数終値(暫定値) 3723.4 (‐132.7)

     前営業日終値         3856.1 ( ‐21.1)

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 [メルボルン 14日 ロイター] 14日のシドニー株式市場は続落して引けた。

4月の米小売売上高が予想より悪かったことで世界経済の回復が遅れるとの懸念が台頭。

鉱山銘柄が売られ、S&P/ASX200指数は約2週間ぶりの安値で引けた。

 建設大手のレイトン・ホールディングス(LEI.AX: 株価, 企業情報, レポート)が業績予想を下方修正し、金融サービ

ス大手のAMP(AMP.AX: 株価, 企業情報, レポート)が事業環境は2010年も厳しい状態が続くとの見方を示したこ

とも、市場心理の悪化に拍車をかけた。

 S&P/ASX200指数 終値(暫定値)は前営業日終値比132.7ポイン

ト(3.44%)安の3723.4。4営業日連続で下落し、終値としては4月29日以

来の安値となった。

 

 コムセクの株式担当チーフエコノミストのクレイグ・ジェームズ氏は「楽観論が先走っ

ていた。ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)が追いついていなかったということ

だ」と述べた。また、この日の取引について「米小売売上高で多少の失望感が広がり、

それをきっかけに利食い売りが出た」と述べた。

 同氏は株価は過去3カ月にわたり力強い上昇を見せてきたため、S&P/ASX200

指数は3700近辺まで下落すると予測している。

 この日の下落を主導したのは鉱山株。前週に6カ月ぶりの高値をつけたリオ・ティント

(RIO.AX: 株価, 企業情報, レポート)(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)は11.7%下落。銅価格の下落に加え、同社が中国アルミ業公司との

提携を撤回し、代わりに割安価格での株式売却による増資を迫られる可能性があるとのう

わさが売りを呼んだ。

 BHPビリトン(BHP.AX: 株価, 企業情報, レポート)(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)は6.2%安。アルミナ(AWC.AX: 株価, 企業情報, レポート)は12.4%安。

 建設大手レイトン・ホールディングスは7.5%下落。今年度の第1─3・四半期の利

益が41%減少したと発表し、通期の業績見通しを下方修正したことで売られた。

 新聞大手のフェアファクス・メディア(FXJ.AX: 株価, 企業情報, レポート)は5.1%安。スタンダード・アンド・

プアーズ(S&P)による格下げが嫌気された。

  

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