UPDATE1: 日本の格付け、国債発行額が44兆円大幅に上回れば見直しの必要も=フィッチ
[東京 10日 ロイター] フィッチ・レーティングスは、日本の格付けについて、来年度の国債発行額が44兆円を大幅に上回れば、「AA‐」の格付けを見直さざるを得なくなる、との考えを示した。
ソブリン部門統括責任者のデイビッド・ライリー氏が10日、ロイターテレビとのインタビューで語った。
鳩山政権の閣僚は、来年度の国債発行額を今年度と同じ44兆円以下に抑えたいとの考えを示しているが、税収不足が予想されるため、その実現性に対する懐疑的見方が高まっている。
ライリー氏は「率直に言えば、現時点では、44兆円抑えることは非常に困難だ」としたうえで、「国債発行額が44兆円を大幅に突破した場合、とりわけ、財政を安定させていずれ債務を削減するという信頼に足るコミットメントが示されないままその水準を突破することを、真剣に懸念している」と述べた。
一方、米国のソブリン格付けについては、短期的に「AAA」を失うリスクはないとしながらも、今後2年以内に米国の財政が安定しなければ、その格付けは圧力にさらされかねない、と指摘した。
同氏はまた、主要国の中では英国がもっとも「AAA」の格付けを失うリスクが高いと指摘。この発言を受け、ポンド相場が対ドルで1セント以上急落した。
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