UPDATE1: 日本の格付け、国債発行額が44兆円大幅に上回れば見直しの必要も=フィッチ

2009年 11月 10日 18:55 JST
 
記事を印刷する |

 [東京 10日 ロイター] フィッチ・レーティングスは、日本の格付けについて、来年度の国債発行額が44兆円を大幅に上回れば、「AA‐」の格付けを見直さざるを得なくなる、との考えを示した。

 ソブリン部門統括責任者のデイビッド・ライリー氏が10日、ロイターテレビとのインタビューで語った。

 鳩山政権の閣僚は、来年度の国債発行額を今年度と同じ44兆円以下に抑えたいとの考えを示しているが、税収不足が予想されるため、その実現性に対する懐疑的見方が高まっている。

 ライリー氏は「率直に言えば、現時点では、44兆円抑えることは非常に困難だ」としたうえで、「国債発行額が44兆円を大幅に突破した場合、とりわけ、財政を安定させていずれ債務を削減するという信頼に足るコミットメントが示されないままその水準を突破することを、真剣に懸念している」と述べた。

 一方、米国のソブリン格付けについては、短期的に「AAA」を失うリスクはないとしながらも、今後2年以内に米国の財政が安定しなければ、その格付けは圧力にさらされかねない、と指摘した。

 同氏はまた、主要国の中では英国がもっとも「AAA」の格付けを失うリスクが高いと指摘。この発言を受け、ポンド相場が対ドルで1セント以上急落した。

原文参照番号[nT286946](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nT286946]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

 
 

株価検索

会社名銘柄コード
 

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ 

  • 日本日本
  • アジア
  • 米国米国
  • 欧州
  • 東証1部 値上り率