Reuters logo
独自動車部品メーカーの買収案、業界再編促す可能性=アナリスト
2014年7月14日 / 08:04 / 3年前

独自動車部品メーカーの買収案、業界再編促す可能性=アナリスト

[フランクフルト/ベルリン 11日 ロイター] - 独自動車部品メーカー、ZFフリードリヒスハーフェンZFF.ULによる同業の米TRWオートモーティブ・ホールディングスへの買収提案について、投資銀行筋やアナリストらは、競合社が対抗案を示す可能性は低いが、今後さらなる業界再編につながる可能性があるとの見方だ。

非上場のZFは10日に買収に向けTRWと初期段階の話し合いを行っていると公表した。2社の売上高の合計は400億ドルで、買収が成立すれば世界有数の自動車部品メーカーとなる。

ZFが手掛ける自動車部品もラインアップが拡充され、エアバッグや衝突防止センサーだけでなく、将来的には自動運転車にも搭載可能な電子部品が加わる可能性がある。

TRWは声明で、ZFとの初期段階の拘束力のない協議を確認したうえで、取締役会が「株主価値の向上につながるような戦略的な代替案」も検討していると明らかにした。両社ともZFによる買収案の価値は明らかにしていない。TRWの時価総額は110億ドル。

複数の自動車専門の投資銀行筋は、TRWの規模の大きさから、独コンチネンタル(CONG.DE)、米デルファイ・オートモーティブ(DLPH.N)やカナダのマグナ・インターナショナル(MG.TO)といったライバル社が対抗案を提示する可能性は低いと指摘する。

1人の銀行筋は、競合社は対抗するよりもむしろ、ZFとTRWが合併した場合に売却される可能性がある資産に注目するだろうと指摘した。

関係筋は、ZFがTRWを買収した場合、反トラスト法違反の懸念から、ステアリング装置事業の売却を余儀なくされるかもしれないと指摘する。

コンチネンタルの関係者は、同社はTRWが自社との事業合併には向かないと考えるだろうと指摘する。

一方、自動車部品業界では自動運転車技術の注目度が高まっており、低金利環境を背景に買収資金が潤沢にあるため、ZFによるTRWの買収が成立した場合、競合社は後れを取らないことに注力するようになるだろうと一部のアナリストは指摘した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below