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コラム:留守でもおやつ、最新機器がペットの安全や健康管理
2017年3月20日 / 00:28 / 6ヶ月前

コラム:留守でもおやつ、最新機器がペットの安全や健康管理

 3月13日、ペットの写真を撮ったり、高性能の音声を通じて彼らに呼びかけたりするための機器に169ドル(約2万円)を誰もが支払いたくはないだろうが、ペットオーナーたちは自分の犬や猫のためにさまざまなモノを買うのが大好きである。写真はジャック・ラッセル・テリア。ウィーンで2013年7月撮影(2017年 ロイター/Leonhard Foeger)

[ニューヨーク 13日 ロイター] - エリク・ハーゲンさんは、飼っているペットたちを喜ばせるおやつが出てくるネットワークカメラを購入したが、自分がそのとりこになってしまったという。

米ミネソタ州で自営業を営むハーゲンさんは、ネットワークカメラ「ペツィ・トリート・カム」を使って撮影した飼い猫5匹と犬1匹の画像300枚以上を、ソーシャルメディア・ネットワークに投稿している。

四つ足の友人のスナップ写真を撮ったり、高性能の音声を通じて彼らに「ハロー」と呼びかけたりするための機器に169ドル(約2万円)を誰もが支払いたくはないだろうが、ペットオーナーたちは自分の犬や猫のためにさまざまなモノを買うのが大好きである。

アメリカペット用品協会によると、2016年のペット関連商品やサービスの消費額は620億ドル(約7兆1200億円)だった。

以下に、注目すべき新しいハイテク機器をいくつか紹介しよう。

<楽しみながら給餌>

ペットは1日1回以上食事する必要があるだろうが、飼い主が不在の場合もあるかもしれない。(4月に約250ドルで発売予定のキャッツパッドのような)自動給餌器は、ペットを識別でき、各ペット特有の食事を提供することが可能だ。

電子自動給餌器は、飼い主の長時間勤務で発生する問題を解決してくれるかもしれないが、週末に遠出するため数日分のフードをストックしておかなければならないときは良策とは言えないだろう。

「飼い犬が給餌器のふたを開けて、一度にすべてのフードを食べてしまう可能性もある」と、アメリカ獣医師会の次期会長であるマイク・トッパー医師は指摘する。

多くの給餌器は純粋に楽しむ目的で作られている。例えば、冒頭に登場した「ペツィ・トリート・カム」は、飼い主が電話で呼びかけ、犬や猫が機器の元にやって来たときにおやつを報酬としてあげる仕組みだ。特別な歌が流れると、小さなおやつが機器から飛び出してくる。

また、家にはいるが、ソファから起き上がるのが面倒なときは、シャーパー・イメージ社の「リモート・ドッグ・トリート・ディスペンサー」(59ドル)を使って、遠隔操作でおやつをあげることもできる。

<安全>

最も役立つ商品は安全に関わるものだろう。

フラップ扉の付いた通常のペット用出入り口から野良犬や野良猫、ネズミが侵入してきたり、エアコンで暖まった室内の空気が逃げて光熱費がかさんだり、玄関に造った大型犬用の出入り口から強盗が入ってくる心配がある。

だが首輪のトランスミッターで制御される「スマート」なペット用ドアなら、オンデマンドで開閉できるようになる。

「ペットセイフ・エレクトロニック・スマートドア」のような犬用の電子ドアは140ドル程度で、2匹目からは首輪1つにつき20ドルかかる。

ハイテクな首輪は、広い国立公園で飼い犬を見つけることにも役立つ。

ロイさんとキンバリーさんのシーゲル夫妻が飼っているテリア犬ミックスのティカは、ニュージャージー州フレミントンにある自宅の正門から脱走して行方不明になった。だが「ウィスル3」のおかげで、ティカは1時間もたたないうちに幹線道路近くの工場跡地で無事に見つかった。

80ドルの「ウィスル3」は価格帯のなかでも最上位の機種である。また、無線通信技術のブルートゥース、3G通信、全地球測位システム(GPS)という3つの追跡システムを駆使し、毎月の使用料が6.99ドルから9.99ドルかかる。

下位の商品には価格が約4ドルの「ダクシン・ブルートゥース・トレーサー・ロケーター」があるが、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」でしか使用できず、範囲も80フィート(約24メートル)以内に限られている。

<健康とフィットネス>

多くの機器では、人間のものと同じように、ペットの活動レベルを記録することもできる。仕様や正確さによって価格は60ドルから100ドル程度で販売されている。

例えば、首輪に装着する「ワンダーウーフ・ボウタイ」(95ドル)は、ウエラブル端末フィットビットのように機能し、活動を記録できる。だが、場所は特定できない。アプリを使えば、グルーミングの日など飼い犬の日常生活の予定を管理することも可能だ。

こうした機器が、飼っているペットにとって大き過ぎないように気をつけなければいけないと、トッパー医師はアドバイスする。個体に合わないと、室内外の障害物に引っかかってしまう恐れがある。健康や安全のためにテクノロジーを利用しているのに、危険を与えてしまっては元も子もない。

*筆者はロイターのコントリビューターで、個人的見解に基づいて書かれています。

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