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ドル調達コストが急低下、日本勢の外債処分と円短期金利上昇で
2017年3月24日 / 04:14 / 6ヶ月前

ドル調達コストが急低下、日本勢の外債処分と円短期金利上昇で

 3月24日、ドル/円スワップ取引を経由したドル調達コストが急低下している。主因は昨年12月から継続する日本勢によるドル建て債の処分売り、および円の短期金利上昇によっていわゆる日米金利差が縮小したことだとみられる。写真は都内で2010年9月撮影(2017年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 24日 ロイター] - ドル/円スワップ取引を経由したドル調達コストが急低下している。主因は昨年12月から継続する日本勢によるドル建て債の処分売り、および円の短期金利上昇によっていわゆる日米金利差が縮小したことだとみられる。

財務省の月次データによると、日本勢は12月から2月までの3カ月間で約4.5兆円相当の外債を売り越している。さらに、3月第3週までに新たに1.7兆円の外債を売り越し、合計6.2兆円規模の大幅な売り越しを記録した。

これほどの大規模な売り越しが続くのは2013年2―6月以来。

一方、短期金融市場では円金利が上昇している。

円LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)1カ月物は3月22日のマイナス0.04914%から、プラス0.00729%まで上昇し、同期日のドルLIBORとの金利差は103.30ベーシスポイント(bp)から97.44bpまで低下した。

円金利上昇については、期末を控えたレポ市場の国債需給のタイト化も一因となっている。

日銀は23日、レポ市場の国債需給を緩和するための一時的な措置として、1)国債売り現先オペの実施、2)国債補完供給の応募銘柄数の上限引き上げ、3)3月中の国庫短期証券の買入れの取りやめ━━を通知した。

日本勢の外債処分や円短期金利の上昇などを受けて、前週末に203bpまで上昇していた1カ月物の円投/ドル転コストは、24日までに155bp付近まで低下した。

ドル調達コストの低下には季節要因もあり、3月末を来週に控えてドル調達が一巡したことも背景となっている。

為替マーケットチーム

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