UPDATE1: 2010年のPCE価格指数は1.5―2.0%=FRB経済予測

2007年 11月 21日 10:05 JST
 
記事を印刷する |

 [ワシントン 20日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は20日、10月の

連邦公開市場委員会(FOMC)議事録とともに経済予測を発表した。

 FRBは前週、市場との対話を強化するため、経済予測の発表をこれまでの年2回から

4回に増やし、対象期間も2年から3年に延長することを明らかにしていた。今回の発表

はそれ以降初のものとなる。

 これによると、FRBは、2010年の個人消費支出(PCE)価格指数が、コア指数

および総合指数ともに1.5―2.0%になると予想している。

 FRBは「2009年および2010年のPCE価格指数に関する予測は、雇用と物価

安定を最大限に促進するというFRBの2つの使命に沿ったインフレ率の判断に基づいて

いる」としている。

 2010年のPCE価格指数予測の中心レンジ(最も高い予想3つと最も低い予想3つ

を除いたレンジ)はコアPCE価格指数、総合PCE価格指数ともに1.6―1.9%。

 また、2008年の米国内総生産(GDP)伸び率見通しは、6月時点から大幅な下方

修正となった。08年の実質GDP伸び率の予想レンジは1.6―2.6%。6月時点は

2.5―3%だった。

 10月のFOMC出席17人中3人は、08年の実質GDP伸び率が1.6―1.7%

になると予想。1人は1.8―1.9%、3人は2.0―2.1%となるとの見方を示し

た。

 6月時点では、全員が少なくとも2.4―2.5%を見込み、2人は3.1%になる可

能性があると予想していた。

 詳細は以下の通り。

(単位%、失業率以外は第4・四半期の前年同期比、失業率は第4・四半期の平均)

<中間予想値>

       2007 2008 2009 2010

実質GDP 2.4-2.5 1.8-2.5 2.3-2.7 2.5-2.6

失業率   4.7-4.8 4.8-4.9 4.8-4.9 4.7-4.9

PCE   2.9-3.0 1.8-2.1 1.7-2.0 1.6-1.9

コアPCE 1.8-1.9 1.7-1.9 1.7-1.9 1.6-1.9

<6月予想との比較>

実質GDP  2007 2008 2009 2010

 10月  2.4-2.5 1.8-2.5 2.3-2.7 2.5-2.6

  6月  2.25-2.50 2.50-2.75 n/a n/a

失業率

 10月  4.7-4.8 4.8-4.9 4.8-4.9 4.7-4.9

  6月  4.50-4.75 About 4.75 n/a n/a

PCE価格指数

 10月  2.9-3.0 1.8-2.1 1.7-2.0 1.6-1.9

  6月   n/a n/a n/a n/a

コアPCE価格指数

 10月  1.8-1.9 1.7-1.9 1.7-1.9 1.6-1.9

  6月  2.00-2.25 1.75-2.00 n/a n/a

6月見通し=6月27、28日の連邦公開市場委員会(FOMC)で策定、

      7月18日の議会報告で公表

10月のFOMC出席者予想レンジ

       2007 2008 2009 2010

実質GDP 2.2-2.7 1.6-2.6 2.0-2.8 2.2-2.7

失業率   4.7-4.8 4.6-5.0 4.6-5.0 4.6-5.0

PCE   2.7-3.2 1.7-2.3 1.5-2.2 1.5-2.0

コアPCE 1.8-2.1 1.7-2.0 1.5-2.0 1.5-2.0

 *見通しは10月31―31日FOMCの出席者(理事5人・地区連銀総裁12人)が

提示。

 *中間予想値は上下それぞれ3人の見通しを除外。

 *見通しは各参加者の経済モデルと今後の適切な金融政策の道筋の見解に基づく。将来

の政策道筋は提示せず。

 *見通しは金融政策決定を含む、FOMC終了までに示された情報に基づく。

 *FOMC出席者はFOMCで示された情報や見解を考慮し、見通しを変更することが

できる。FOMC終了後に公表されたデータは含まず。

 *見通し要旨はFOMCでの投票で承認。

 
 

株価検索

会社名銘柄コード
 

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ 

  • 日本日本
  • アジア
  • 米国米国
  • 欧州
  • 東証1部 値上り率