信用危機、8月以降大幅に悪化─スイス中銀副総裁=地元紙

2007年 11月 26日 09:14 JST
 
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 [チューリヒ 25日 ロイター] スイス国立銀行(中央銀行)のヒルデブラント副総裁は、金融市場の混乱は8月以降大幅に悪化したとの認識を示した。25日付SonntagsZeitung紙が伝えた。

 同紙によると、副総裁は「われわれは金融危機による影響の第2波に直面している」と指摘。「(第2波は)ある意味、8月9日に始まった第1波よりも顕著だ」との見方を示し、「危機は大幅に悪化した」と付け加えた。8月9日は、米連邦準備理事会(FRB)が240億ドルの資金供給を行った日である。

 その上で副総裁は、世界経済は過去数十年で最も強い状態にあり、このような危機を乗り越えるとすれば、現在ほど適した状況はないとの見方を示した。

 スイスに関しては、大手金融機関以外に危機の影響が及ぶ可能性は低いとした。

 副総裁はまた、エネルギー・食品コストや設備稼働率の上昇、アジアからの輸入品の価格上昇に言及し、「各国中銀は信用危機の悪化の可能性だけでなく、インフレリスクの高まりにも直面している」と指摘。「したがって、単に利下げによる金融政策で現在の危機に対応するわけにはいかない」と述べた。

 
 

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