大雪続く中国でこれまでの死者が約50人に、温家宝首相は遺憾の意表明

2008年 01月 30日 11:02 JST
 
記事を印刷する |

 [北京 30日 ロイター] 大雪に見舞われている中国では、これまでに約50人が死亡、軍が救助活動に当たっている。温家宝首相は、旧正月を前に鉄道駅で足止めされた帰省客に遺憾の意を示した。

 政府は約50万人の兵士を投入、大雪で孤立したり食料や電力の不足に直面する住民の支援に当たらせた。天候が回復する兆しはない。

 中国の中部、東部、南部は異例の大雪に見舞われ、石炭や食料の輸送に支障が出ており、多くの地域が停電になるなどエネルギーの供給不足も深刻化。交通機関がまひし、多数の乗客が足止めされている。

 新華社の報道によると、貴州省では山道を走っていたバスがスリップし、25人が死亡。これまでに14省で、24人が死亡している。

 温家宝首相は、長沙の駅で足止めされた乗客らに対し遺憾の意を表明。国営メディアによると、首相は「皆さんが鉄道駅で足止めされ、帰省できないでいることを、深くお詫びする。われわれは事態の改善に全力を尽くしている。皆さんは無事帰省できるだろう」と述べた。

 アナリストは、一時的に経済の打撃となりインフレ率を上昇させると見る。インフレ率は昨年は4.8%と11年ぶりの高水準だった。

 
 

編集長のおすすめ

株価検索

会社名銘柄コード