マレーシア総選挙で与党連合が安定多数失う、首相は続投の意向
[クアラルンプール 9日 ロイター] マレーシア選挙委員会によると、8日に投票が行われた下院(定数222)総選挙は、与党連合の国民戦線が140議席を得て過半数を確保したが、全議席の3分の2の安定多数には届かなかった。野党陣営は82議席を獲得し勢力を拡大した。
同時に行われた州議会選でも、野党が13州のうち5州を押さえた。
アブドラ首相の報道官は9日、首相に辞任する考えはない、と表明した。
一方、マハティール前首相は、アブドラ首相は責任をとって辞任すべきだ、とし、アブドラ氏を後継者に選んだのは誤りだった、と述べた。
今回の総選挙は09年5月の予定を前倒しして実施されたもので、アブドラ政権に対する国民投票の意味合いがあった。物価上昇や宗教対立、汚職などへの不満が噴出した形で首相は難しい立場に立たされた。
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