銀行や証券売られる、投資銀や債券保証会社ワイド化=米社債・CDS市場
[ニューヨーク 9日 ロイター] 米社債市場は売り優勢。銀行・証券会社がモーゲージ投資関連でさらに評価損を計上するとの不安が圧迫した。
投資適格級社債のスプレッドは最低2ベーシスポイント(bp)拡大、ジャンク級社債はそれ以上に拡大した。
銀行や証券の社債への売りが目立った。マーケットアクセスによると、ベアー・スターンズBSC.N社債(表面利率6.4%、2017年償還)のスプレッドは17bp拡大し286bp。
米銀第4位のワコビアWB.Nは9日、10月に約11億ドルのクレジット関連の損失が出たことを明らかにした。資産担保証券(ABS)を裏づけとした債務担保証券(CDO)の税引き前評価額が減少したことが理由。これを受け、米投資銀行や債券保証会社のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)がワイド化した。
こうしたなか、英銀大手バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)が100億ドルの評価損を計上し幹部が辞任するとのうわさがでたが、同行は全面的に否定した。
自動車部品デルファイ(DPHIQ.PK: 株価, 企業情報, レポート)の一部社債には売りがでた。米破産裁判所は、同社の再編計画の変更を検討するため、審理を11月29日に延期することで合意した。
12日は退役軍人の日のため、米債券市場は休場となる。
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