英国金利は高すぎる可能性、利下げの示唆はリスクが高い=英中銀副総裁
[ロンドン 22日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)のロマックス副総裁は22日、英国の金利水準は高すぎる可能性があるが、インフレ圧力が上昇しつつあるなかで利下げのサインを送ることはリスクが高いとの考えを示した。
また、現在の市場の混乱は、株価や資産価格に打撃を与え得るが、どの程度の景気の減速につながるかについては、現時点では確信が持てないとした。
同副総裁は講演原稿で「エネルギー価格が上昇するなかで利下げの可能性を示唆することは常にリスクがある。過去1年間インフレが目標を上回り、現在も一部の指標が不快なほど高い状況ではなおさらだ」と述べた。その一方で「景気が急激に鈍化し過ぎないよう細心の注意を払う必要がある。現在の政策金利の水準は引き締め気味の可能性がある」との認識を示した。
「金融市場の混乱による影響がどの程度続くかについては、予測が非常に難しい。いずれ資産市場により広範に影響が及び、信頼感が大きく損なわれるリスクがある」と述べた。しかし、物価圧力が高まっているなかでの利下げはインフレ期待を押し上げる可能性があると指摘した。
同副総裁は「金融政策委員会(MPC)は非常に難しい状況に置かれている。世界的なエネルギー価格の急上昇によるインフレ懸念と(景気を)過度に減速させてしまうリスクを比較考慮しなければならない。(今後の動向は)海外の状況次第だ」と語った。
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