金融人材育成の研究会が19日に初会合、東京市場の競争力を強化=金融庁
[東京 16日 ロイター] 金融庁は16日、東京市場の国際競争力強化に向けて「金融専門人材に関する研究会」を設置したと発表した。11月19日に第1回の会合を開催する。金融専門人材の確保と育成、専門人材に必要とされる知識や資質など検討を行っていく。
渡辺喜美金融担当相は16日の閣議後の記者会見で、監督当局のみならず、発行会社、証券会社、証券業協会、東証、自主規制法人などに共通のコンプライアンス感覚と共通の知識を有した人材が配置されることで「金融の正しい生態系の秩序が維持されるだろう」とした。さらに「監督当局の人員をどんどん増やすことも限界で、それぞれのプレイヤーがコンプライアンス感覚をもって自己規律を果たすことが大事だ。日本では、弁護士や公認会計士の数も少ない」と述べて、活発な議論に期待を示した。
東京市場の国際競争力強化のための金融専門人材の育成については、金融審議会や経済財政諮問会議の作業部会が提言を行ってきた。研究会は、金融庁の金融研究研修センター(センター長:吉野直行慶大教授)内に設置して、吉野教授はじめ学会や産業・金融界の有識者10人をメンバーとして、月に1―2回の頻度で開催していく。
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