UPDATE4: KDDI<9433.T>とウィルコムに対する次世代高速無線の免許交付を総務相に答申=電波監理審議会

2007年 12月 21日 18:56 JST
 
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*4、5段落目にアッカ・ワイヤレスの方針やソフトバンク(9984.T: 株価, ニュース, レポート)のコメントなどを追加しました。

 [東京 21日 ロイター] 総務相の諮問機関である電波監理審議会は21日、2.5ギガヘルツ帯の周波数を利用する次世代高速無線通信の事業免許をKDDI(9433.T: 株価, ニュース, レポート)などが出資する「ワイヤレスブロードバンド企画」とウィルコム(東京都港区)に交付するよう総務相に答申した。総務相は、今日午後にも両者の事業計画を認定する見込み。

 次世代高速無線は、屋外での移動中などでも高速インターネットに接続できるとされる技術。アッカ・ネットワークス(3764.Q: 株価, ニュース, レポート)やNTTドコモなどが出資する「アッカ・ワイヤレス」や、イー・アクセス(9427.T: 株価, ニュース, レポート)とソフトバンクが中心の「オープンワイヤレスネットワーク」などの陣営を含む4陣営が、同免許の交付をめぐって名乗りを上げていた。

 同審議会は各社が示した事業計画について、サービス提供地域の広さ、財務基盤、技術力など11項目に分類し審議した。ワイヤレスブロードバンド企画とウィルコムの事業計画では、サービス提供地域の広さや、効率的な投資計画などを高く評価したとしている。

 技術的には、KDDIなど携帯電話事業者3陣営は、米インテル(INTC.O: 株価, 企業情報, レポート)が開発したWiMAX(ワイマックス)を、ウィルコムは次世代PHS技術を用いるとしていた。今後、ドコモとソフトバンクは、同じ方式の採用を想定していたKDDIから回線を借り受けるなど戦略の見直しを迫られそうだ。

 ドコモの広報担当者は「MVNO(仮想移動体通信事業者)を前提に事業認定を受ける2社は、あらゆる企業を対象にオープン(通信網の開放)性を担保する必要がある。サービス参入に向けて、通信網利用料などの条件を検討していく」としている。

 アッカ・ワイヤレスは同日、WiMAXについて、今回認定された事業者が提供するオープンなMVNOを活用すると表明。将来、別の周波数帯の割り当てがある場合には「事業者認定の申請をすることも選択肢」とした。

 一方、ソフトバンクは「この評価については、まったく納得できないし、受け入れられない。我々の要望が反映されていないことは、誠に遺憾である」としている。

(ロイター日本語ニュース、平田 紀之記者)

 
 

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