UPDATE1: 今日の株式見通し=続落、弱い米雇用統計嫌気だが押し目買いも
前営業日終値 年初来高値 年初来安値
日経平均.N225 9876.15 10170.82 7021.28
( -63.78) 2009年6月12日 2009年3月10日
同9月限<0#2JNI:> 9890
東証株価指数 924.02
TOPIX先物 926
シカゴ日経平均先物 9745 (ドル建て)
9685 (円建て)
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[東京 3日 ロイター] きょうの東京株式市場で日経平均は続落する見通し。6月
の米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回る減少となり景気回復期待が後退。米株
が大幅安となったほか、やや円高に振れているため輸出株を中心に売りが先行するとみら
れている。ただ、週末であるほか、3日の米国が休場であり、ポジションを大きく傾けに
くいとの声もある。押し目を狙う動きが出てくるとの予想もあり、下値も限定的になりそ
うだという。
日経平均の予想レンジは9650円─9850円。
6月の米非農業部門雇用者数は46万7000人減少とロイター予想の36万3000
人減を上回り、失業率は1983年8月の水準に並ぶ9.5%に上昇した。前月まで4カ
月連続で縮小してきた減少幅が再び拡大。徐々に強まっていた景気底打ち期待に水を差し
た。
明和証券シニアマーケットアナリストの矢野正義氏は「国勢調査関連の雇用の反動とい
う政府部門の特殊要因があるとみられているが、雇用は消費への影響が大きいだけに懸念
要因だ。日本でも5月鉱工業生産や6月日銀短観など市場予想を下回るマクロ指標が続い
ており、景気回復期待がいったん後退するとみられる。日経平均1万円回復には新たな材
料が必要になってきた」と述べている。
ただ「雇用情勢が回復するには時間がかかるというのはコンセンサス」(国内証券)と
の声も多く、一気に景況感が崩れるムードでもない。「個人投資家などの買い意欲は依然
強く押し目を買おうという動きが期待される」(大手証券情報担当者)という。週末を前
にして後場以降はショートカバーの動きが出る可能性があるほか、来週10日のマイナー
SQ(特別清算指数)算出に向けた思惑的な買いも下値で出てくるとみられている。
関係筋は2日、金融機関から不良資産を買い取る米財務省の官民共同ファンドプログラ
ム(PPIP)について、当初規模が200億ドルになるとの見通しを示した。スタート
に不安も出ていたPPIPが動き出すことが明らかになり、金融面での安心感につながり
そうだという。
(ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)
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