UPDATE1: 「SMBC・日興ニューワールド債券F」が09年最高の設定額、1895億円集める

2009年 10月 30日 13:55 JST
 
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 [東京 30日 ロイター] きょう三井住友アセットマネジメントが設定した「SMBC・日興ニューワールド債券ファンド(ブラジルレアル)/(南アランド)/(中国元)/(豪ドル)/(円)」5本の当初設定額が1895億7553万円となり、2009年のシリーズファンドの設定額で他を引き離しトップに立った。これまでのトップは1月に野村アセットマネジメントが設定した「野村米国ハイ・イールド債券投信(通貨選択型)」(計15本)の1280億円超。

 また個別ファンドでも、ブラジルレアルが圧倒的な人気を集め、「SMBC・日興ニューワールド債券ファンド(ブラジルレアル)」は956億1435万円で、今年の最高額を記録した。個別ファンドの設定最高額は、今月21日、野村アセットが設定した「野村北米REIT投信(通貨選択型)」のブラジルレアルコースが895億円を超える設定となり、記録を塗り替えたばかりだった。

 同ファンドの販売会社は三井住友銀行と日興コーディアル証券。「大手の販売力の底力を見せ付けられた。同時に個人の高金利通貨志向は明白で、国内の超低金利が続く限り、この傾向はしばらく続くのではないか」(大手投信)という。

 

 「SMBC・日興ニューワールド債券ファンド」の設定額は、ブラジルレアルの約956億円を筆頭に、豪ドルが約476億円、中国元は約251億円、円は約110億円、南アフリカランド約102億円──となり、計1895億円となった。

 三井住友アセットは30日、「SMBC・日興ニューワールド債券ファンド」と同時に「SMBC・日興ニューワールド株式ファンド(為替ヘッジなし)/(為替ヘッジあり)」2本も設定しており、これらファンドの設定額は計262億2200万円となった。債券ファンドとあわせた設定額は7本合計で2157億9753万円。月末で設定が19本あった30日の設定額合計は2366億2526万円だった。

 30日はみずほ投信投資顧問の「米国ハイイールド債券ファンド(円コース/米ドルコース/豪ドルコース/南アフリカランドコース/ブラジルレアルコース)」計5本の設定(設定合計額は87億5256万円)もあったが、このシリーズファンドでも人気の通貨はブラジルレアルで、ブラジルレアルコースの設定額は73億円だった。

 21日に895億円で設定となった野村アセットの「野村北米REIT投信(通貨選択型)ブラジルレアルコース」は、29日時点で純資産残高は1706億円(基準価額は9530円)となっている。7営業日で811億円増加し、設定時点の9割増となった。

 運用会社の関係者によると、最近の傾向として、募集段階で購入できなかった投資家などが設定日を待って購入してくるため、設定初日から何百億円単位での設定になることが多い。野村アセットのファンドも「設定から3日間くらいで、ほぼ設定額に近い額が流入した」(関係者)という。

 「SMBC・日興ニューワールド債券ファンド(ブラジルレアル)/(南アランド)/(中国元)/(豪ドル)/(円)」は、世界的な経済構造の変化から恩恵を受ける企業や国が発行する債券に投資し、金利収入と値上がり益を追求するファンド。ファンド名にあるとおり、投資通貨を5通貨から選択でき、各通貨の長期的な上昇を狙うとともに、金利の高い通貨の場合は、米ドルと各コースの通貨の金利差に相当する収益(ヘッジプレミアム)を享受することも可能になる(ただ金利の低い通貨の場合は、金利差がマイナスになり、ヘッジコストとなる場合もある)としている。

 一方「SMBC・日興ニューワールド株式ファンド」は世界的な経済構造の変化によって、今後の成長が期待される分野に着目し、それらの分野から収益機会の見込まれる世界各国の株式などを実質的な投資対象とするファンド。当面の成長分野としては「エネルギー」「食糧・農業」「水」「貴金属」「代替エネルギー」「ベースメタル」「インフラ」など──を挙げている。

 *30日の新規投信の設定については[ID:nTK0323337]を、10月の新規ファンドの一覧については[ID:nTK0323437]をダブルクリックしてご覧下さい。

(ロイター日本語ニュース 岩崎成子記者、ロイターメッセージング:michiko.iwasaki.

reuters.com@reuters.net、Eメールアドレス:michiko.iwasaki@thomsonreuters.com、

電話:03 6441 1799)

 
 

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