景気後退ペース鈍化の兆候見られる、引き続き警戒必要=トリシェECB総裁
[マドリード 22日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は22日、景気後退のペースが鈍化する初期の兆候が見られるものの、政策当局者は引き続き警戒する必要があるとの考えを示した。
政策対応については、大胆な短期的行動と中期的な持続可能性のバランスをとる必要があると指摘し、ECBは今後も安定と信頼をもたらすと言明した。
「われわれは現在、依然として下降局面にある。戦後最も深刻な世界的低迷だ」との認識を示した。
「景気後退のペースが鈍化する最初の兆しが見られるが、警戒を続ける必要がある。われわれは未知の領域にいる。突発的な金融混乱が発生するリスクがまだ存在する」と述べた。
各国政府は危機に対応した財政措置をどのように解消するか明確にする必要があるとする一方で、金融セクターは依然かなりの支援を必要としている可能性があるとの見解を示した。
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