東南アジア株式=豚インフル懸念で大半が下落、ジャカルタは上昇

2009年 04月 28日 21:26 JST
 
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 [バンコク 28日 ロイター] 28日の東南アジア株式市場では、シンガポール市場.FTSTIが3営業日続落し、一時は約3週間ぶりの安値をつけた。豚インフルエンザの発生による経済への影響が懸念された。

 シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは0.56%安で引けた。一時は1.5%下落し、4月8日以来の安値をつけた。クアラルンプール市場のクアラルンプール総合指数(KLCI)は1.47%安で終了。バンコク市場のSET指数.SETIは0.48%安で取引を終えた。

 インフルエンザの世界的な大流行(パンデミック)への懸念が航空株を揺るがし、マレーシアのエアアジア(AIRA.KL: 株価, 企業情報, レポート)は0.9%安、タイ国際航空THAI.BKは5%も下げた。一方シンガポール航空(SIAL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は一時1%下げる場面があったものの、結局0.2%高で引けた。

 ティスコ証券のストラテジストは「現段階では、豚インフルエンザの世界的な流行への懸念は新型肺炎(SARS、2003年にアジアで流行)ほど大きくはない」と指摘。人々は今回のインフルエンザの拡大が抑えられ、アジアまでは来ないと依然期待しているという。

 シンガポール市場の値下がり銘柄は、不動産開発大手キャピタランド(CATL.SI: 株価, 企業情報, レポート)が1.6%安、通信最大手シンガポール・テレコム(STEL.SI: 株価, 企業情報, レポート)が0.4%安。

 クアラルンプール市場では、パーム・プランテーションのインダストリアル・オキシジェン(IOI)(IOIB.KL: 株価, 企業情報, レポート)が4.6%下げたほか、銀行最大手メイバンク(MBBM.KL: 株価, 企業情報, レポート)は3.6%安。

 バンコク市場では旅行関連銘柄が市場全般の値動きを下回り、空港運営会社エアポーツ・オブ・タイランドAOT.BKは2.7%下落、バンコク・アビエーション・フューエルBAFS.BKは0.9%安、ホテル最大手マイナー・インターナショナルMINT.BKは6.8%値下がりした。

 一方、ジャカルタ市場.JKSEは5営業日続落の後で、1.26%上昇。通信最大手のテルコム(TLKM.JK: 株価, 企業情報, レポート)は4.9%高、国営ヌガラ・インドネシア銀行(BNI)(BBNI.JK: 株価, 企業情報, レポート)は11%急伸。

 マニラ市場は2日続落で1.06%安。マニラ電力(ALI.PS: 株価, 企業情報, レポート)が4.1%安、アヤラ・ランド(ALI.PS: 株価, 企業情報, レポート)が3.1%安と、下落を主導した。

 ベトナムのホーチミン市場は0.64%高。

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