〔金利マーケットアイ〕スワップ金利が7年中心に上昇、国債先物の急落で

2008年 02月 14日 16:13 JST
 
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〔金利マーケットアイ〕

 <16:10> スワップ金利が7年中心に上昇、国債先物の急落で

 スワップ金利は、国債先物の急落を受けて7年ゾーンを中心に上昇した。日米景気指標が強い内容となったことを受けて景気悲観論が後退。株価が上昇する一方で債券が下落した。スワップ市場は債券主導の動き。午後に海外勢の売りで先物が急落すると、再び金利上昇圧力が強まった。「強いGDPをみる限り、日銀は利下げのカードを切るとは考えにくい。しかし、世界的にクレジット問題の不透明感が払しょくされていないため、金利はレンジを抜ける感じではない」(邦銀)という。前日夕方対比の金利上昇幅は2年が2.75ベーシスポイント(bp)程度、3年が3.75bp程度、5年が4.375bp程度、7年が4.5bp程度、10年が3.25bp程度、20年が1.875bp程度、30年が1.125bp程度。

 <16:04> 金先は下げ幅拡大、売り持続には懐疑的な声

 ユーロ円金先は午後に株高/債券安が進むにつれて上値が重くなり、中心限月9月限は一時、前日比5.0ティック安の99.355まで下落した。朝方に発表された10─12月GDPが売りのきっかけとなったが、市場では「GDPを受けた相場修正のような形となっているが、これが行き過ぎた相場の一時的な調整で終わるかどうかはまだ見極めがつかない」(国内金融機関)との声が聞かれる。もっとも、「日銀の利上げの可能性にはベット(賭け)できないので、金先が売り一辺倒になることはないだろう」(国内証券)として、底堅さを指摘する声は多い。

 財務省が入札を行った1年物TBは、流通市場で小幅な買いが入り0.535%で少額の出合いをつけた。

 

 <15:54> 翌日物が強含み、積み最終日前で運用手控え

 無担保コール翌日物は強含み。準備預金の積み最終日を控えて資金のオファーが薄くなるなか、為替スワップ取引での円調達コストが上がっていた外銀勢が0.55─0.56%付近までレートを上げて資金調達に動き、一部の大手邦銀や地銀などもやや高めのビッドを示すことになった。市場では「積み上幅からすると前日と大きくは変わらないのだが、積み最終日前ということでどこかの業態が資金運用を手控えているのだろう。資金の巡りが悪くなっている」(国内金融機関)との指摘があった。

 <15:45> 国債先物が大幅続落、景気悪化懸念後退で売り

 国債先物中心限月3月限は前日比49銭安の137円45銭と大幅続落して引けた。1月米小売売上高、国内の10─12月期実質国内総生産(GDP)がいずれも市場予想を上回る内容となったことで、世界的な景気悪化懸念が後退。株価が上げ幅を拡大したことも地合いを悪化させた。

 国債先物は朝方の売り一巡後、幅広い年限に投資家の押し目買いでいったん下げ渋った。しかし、午後に入ると銀行勢から中長期ゾーンに売りが持ち込まれたのをきっかけに急落。CTA(商品投資顧問業者)による売りを巻き込んだ。国債先物3月限は一時同66銭安の137円28銭と2月5日以来の水準に下落。10年最長期国債利回り(長期金利)は同4.5ベーシスポイント(bp)高い1.465%、5年利付国債利回りは同6.5bp高い0.950%といずれも2月5日以来の水準に上昇した。

 <14:20> 国債先物が一段安、世界的な株高を警戒

 国債先物が一段安。中心限月3月限は一時前日比62銭安の137円32銭に下落した。日経平均株価を含め、アジア各国の株価が堅調するなど世界的な株高が意識されている。市場では「国債先物は転換線(136円65銭)などチャート上の節目を割り込んだこともあり、損失確定の売りを巻き込んで下げ幅を広げている。CTA(商品投資顧問業者)による売りが入ったのではないか」(邦銀)という。現物市場では中長期ゾーンを中心に軟調。「銀行勢などから売りが出たのではないか」(別の邦銀)との声が出ている。5年利付国債利回りは同6.5ベーシスポイント(bp)高い0.950%と2月5日以来の水準に上昇した。

 <13:10> 国債先物が軟調、株上げ幅拡大で売り圧力

 国債先物が軟調。中心限月3月限は一時前日比37銭安の137円57銭と午前終値(137円79銭)を下回って推移している。日経平均株価が午前高値を上回って上げ幅を拡大していることを嫌気して、売り圧力が強まっている。「先行きの景気減速リスクを踏まえると、予想を上回った国内総生産(GDP)だけでは下値を売り込んでいけない。株価に振れやすい展開が続くのではないか」(邦銀)という。

 <12:46> TB落札0.5444%、利回り低下続き1年5カ月ぶり低水準

 財務省が実施した1年物TBの落札結果は、最高落札利回り0.5444%、平均落札利回り0.5414%、最低落札価格における案分比率は64.9820%となった。最高落札利回りは前回債(0.5570%)を下回り、06年9月入札の同TB(0.4961%)以来の低水準となった。日銀の利上げ見通しが固まりにくいなかで、短い債券の金利が上昇しにくい状況が続いている。

 他の年限の短期国債は、新発6カ月物TBが0.540%(13日引け値)、3カ月物FBが0.555%(同)での推移で、一時に比べると逆イールドの現象は緩和している。

 <11:34> 1年物TB入札は順調予想、0.5%半ばでの落札か

 財務省が実施している1年物割引短期国債(TB)入札は、しっかりとした結果が予想されている。新発債はWI(入札前)取引で0.55%での出合いをつけており、入札でもその近辺での落札となる可能性が高い。ただ、朝方に発表されたGDPが強かった割には債券の短期ゾーンが底堅いことや、「オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)の1年物が0.45%付近であることを考えると、TBは0.5%半ばよりももう少し低い水準で買ってもいいという向きもいる」(国内金融機関)ことから、「0.55%には届かない可能性もある」(同)という。

 日銀は午前に4000億円の短期国債買い入れオペを通告。新発3カ月物政府短期証券(FB)とその前の数銘柄、利回り曲線の逆転が著しかった頃に低金利での入札となった6カ月物FB、1年物TBなどには売り意欲が示されており、オペの実施は相場の支えとなった。オペの結果は、応札額1兆4553億円、案分利回り格差プラス0.011%、平均利回り格差プラス0.016%。

 <11:18> 金先は売り続かずもみあい、翌日物0.50%付近で安定

 ユーロ円金先はもみあい。予想を上回る10─12月期GDPの結果を受けて売りが先行したものの、米国や国内景気の先行きに対しての弱気な見方が払しょくするには至らず、買い戻しも入った。中心限月9月限は、前日比2.0ティック安の99.385で推移している。

 無担保コール翌日物は、0.50%付近を出合いの中心とした取引が続いた。

 <11:10> 国債先物は続落で午前終了、押し目では投資家買い支え

 午前の円債市場は続落した。前日の海外市場で発表された1月米小売売上高が事前予想に反して増加。米国市場で株高/債券安となった流れや、10─12月期の実質国内総生産(GDP)が予想を上回ったことが売り材料視された。一部海外勢からは処分売りが持ち込まれた。取引一巡後、超長期ゾーンなどに国内投資家の現物買いが入ったため、国債先物は下げ幅を縮小した。

 国債先物の中心限月となる3月限の前引けは、前日終値より15銭安い137円79銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は1ベーシスポイント高い1.430%。

 <10:45> 利回り曲線はパラレルシフト、現物買いで傾斜化せず

 各年限の現物債利回りが小幅な上昇にとどまり、イールドカーブはほぼパラレルに上方シフトする形状となっている。米国市場ではユーロドル金先やFF金利先物の金利が下がる一方、米株上昇でセンチメントが改善したのを受けて長期ゾーンが売られ、利回り曲線はスティープ化した。市場参加者からは「金融緩和の見方は弱まるどころかむしろ強まっている。最近のクレジット市場の混乱を受け、実質的に金融環境は引き締まっている」(外資系証券)との声も聞かれるが、東京市場では目立った形状変化に至っていない。

 理由には「月末までに短期ゾーンを売って超長期ゾーンを買うオペレーションが入りやすい需給的要因」(別の外資系証券)が挙げられている。10─12月期の実質国内総生産(GDP)が事前予想を上回ったものの、「1―3月期は予断を許さず、景況判断が快方に向かっていると判断するのは尚早」(外資系金融機関)との見方は根強い。

 <10:08> 国債先物は下げ幅縮小、国内勢の現物長期/超長期買い

 午前の円債市場で国債先物が下げ幅を縮小している。足元の取引水準は、前日終値より18銭安い137円76銭。市場参加者によると、現物長期/超長期ゾーンに年金勢からとみられる買いが入ったのが主因とされる。前日の米株高/債券安の流れや朝方発表の10─12月の実質国内総生産(GDP)が予想を上回ったのを受けて一部海外勢から処分売りが持ち込まれ、国債先物の中心限月となる3月限は前日比46銭安い137円48銭まで売られる場面もあった。

 現物債利回りは、10年最長期国債利回りが前日比1.5ベーシスポイント高い1.435%。20年超長期債利回りは0.5bp高い2.085%付近での推移となっている。

 <09:40> 翌日物は安定、金先売り一巡後は下げ渋る

 

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