UPDATE1: 東京外為市場・15時=ドル92円付近、日経平均9000円台回復を好感
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=R
午後3時現在 91.97/02 1.3890/95 127.79/83
正午現在 91.96/99 1.3856/61 127.43/50
午前9時現在 92.05/10 1.3953/58 128.53/58
前週末NY17時 92.19/22 1.3899/04 128.32/42
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[東京 5日 ロイター] 午後3時過ぎのドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午
後5時時点から若干下落し、92円付近で取引されている。日本勢にとって今年初の取引
となったこの日は、日経平均.N225が昨年11月10日以来となる9000円台を回復
したことで、投資家のリスク志向回復期待からドルが底堅い展開となった。実需の動きで
は、午前中は輸出入企業や投資家の売買が交錯したものの、午後に入って全般的に動意薄
となった。
前週末海外市場で一時92.41円まで上昇し、昨年12月11日以来の高値をつけた
ドル/円は、91円後半から92円前半でのもみあいとなった。きょうは実需の売買が集
中する5・10日とあって、国内企業・投資家などの出足に関心が集まったものの、仲値
では輸入企業の買いと輸出企業の売りが混在し、売買がほぼきっ抗したという。
株価の反発などでドルが売りづらい1日となったが、「年末に発表された米経済指標は
全く良くなかったので、積極的にドルを買い上げる地合いでもない」(邦銀)という。
一方、5日付の米投資情報週刊紙バロンズは、米財務省証券は現時点で最大の投資バブ
ル状態にあるかもしれないと指摘、景気回復、ドル安もしくはインフレ上昇時には安全性
に何の保証もないとの見方を示した。指標となる米国債10年物US10YT=RRの利回りは
2.41%付近で、2日のニューヨーク市場終盤とほぼ変わらず。2日のニューヨーク市
場では米国株.DJIが上昇したことを受け、米国債は全般に大幅に下落した。
<ユーロ方向感定まらず>
昨年末にかけての取引では、ユーロ/ドルが3カ月ぶり高値となる1.47ドル前半、
ユーロ/英ポンドEURGBP=が史上最高値の0.98ポンド半ばをつけるなど、ユーロの
上昇が目立ったが、年明け後は一転して上値の重い展開となった。
ユーロ/ドルは、序盤に海外ファンドや投資家とみられる向きの買いで1.38ドル後
半から1.39ドル半ばまで100ポイント近く一気に上昇したものの、その後すぐに売
りに押されて反落し、午後3時過ぎには1.39台前半で取引されている。ユーロ/円も
同様で、127円後半から128円半ばへと上昇した後、午後3時過ぎは128円付近で
取引されている。
ユーロの下落局面では、英テレグラフ紙が現地時間4日付の電子版で、ミラノ市への融
資をめぐってドイツ銀行など複数の欧州大手行が訴訟を起こされる可能性があると伝えた
ことが話題となった。
「ユーロは年末にECB(欧州中央銀行)の利下げペースが市場が予想していたよりも
ゆっくりになるとの思惑をきっかけに買い戻されたが、ユーロ圏にしろ英国にしろ、この
まま金利を下げずに済むような状況とは思えない」(証券会社エコノミスト)との指摘も
あり、ユーロの上昇余地に疑問を呈する声もある。
ECBのパパデモス副総裁は4日、ユーロ圏経済の保護には一段の利下げが必要である
公算が大きいと述べ、デフレを阻止する必要があると強調した。
副総裁は米国経済学会(AEA)の年次会議で記者団に「価格安定の維持を確実にする
ため、われわれは(金利政策の)タイミングや規模に関して必要なことを実行する」と話
した。
<スイスフラン/円は反落>
イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザへ地上部隊の侵攻を始めたことで地政学的リスク
が高まり、スイスフランは避難通貨として買い地合いとなっていたが、「世界が未曾有の
経済危機に直面する中で、局地戦争が為替相場を左右する余地は以前に比べて限定的にな
っている」(外為専門会社)との指摘もあり、地政学的リスクの高まりを背景にスイスフ
ラン高が今後も定着するかどうかは不確か、との見方もある。
スイスフラン/円CHFJPY=は85.30/40円の気配で、きょうこれまでの高値
85.92円付近から反落した。
対ドルでは1.0770フランと高値の1.0705フラン付近から弱含んでいる。
<豪ドル/円、1カ月半ぶり高値>
豪ドル/円AUDJPY=Rが65円後半までじりじりと上昇し、1カ月半ぶりの高値を更新
した。前週末海外の取引から為替市場では、豪ドルやノルウェークローネNOK=など資源
国通貨の上昇が目立っている。「原油価格の上昇が手掛かり」(別の外銀)で、きょうア
ジア時間の取引でも原油高を受けて底堅い動きが続いた。
ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物2月限CLG9は、午後
3時過ぎの取引で1バレル=47ドル後半と2週間ぶりの高値圏で取引されている。米原
油先物は、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザに地上部隊による侵攻を開始して以来、
3日連続で上昇。ロシアによるウクライナへのガス供給削減も原油高の背景となってい
る。
現在のレートはAFX=、時系列のレートはJPNUTKYFXをご覧下さい。
(ロイター日本語ニュース 森佳子)
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