バークレイズ・キャピタル、日本の投資銀行部門でテクノロジー担当責任者を採用
[東京 8日 ロイター] 英大手銀行バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)の投資銀行部門、バークレイズ・キャピタル証券(東京都千代田区)は8日、投資銀行のアドバイザリー業務を強化する戦略の一環として、テクノロジー・セクター担当の責任者を採用したと発表した。
同社の投資銀行本部マネージング・ディレクター兼コーポレート・ファイナンス、テクノロジー・グループ責任者として起用されたのは、木村達夫氏。木村氏は旧日本興業銀行出身。2000年から05年までドイツ証券の投資銀行部門で通信・メディア・テクノロジーチームに在籍し、その後、投資ファンドCCMPキャピタル・アジア(現ユニタス・キャピタル)でマネージング・ディレクターをつとめた。
バークレイズ・キャピタルは2008年、旧リーマン・ブラザーズ(LEHMQ.PK: 株価, 企業情報, レポート)の米国の投資銀行・資本市場本部を買収したほか、日本でも今年1月、野村証券の欧州インベストメント・バンキング部長など要職を歴任した須長英明氏を投資銀行部門の共同責任者として採用するなど、本格的に業務強化に乗り出した。
企業に合併・買収(M&A)の提案や財務アドバイスなどを行うバンカーも採用し、段階的にチームを増強しているが、テクノロジー・セクターを担当する責任者のポストは空席だった。バークレイズ・キャピタルは今後、ヘルスケア、小売り・消費財セクターなどの責任者も採用し、カバレッジを拡充する方針。
バークレイズ・キャピタルは、日本の企業による海外企業のM&Aは今後も広がるとみている。投資銀行業務の拡充で顧客ニーズをつかめば、バークレイズの欧米拠点との連携や、銀行グループに属しファイナンス機能を持つ強みを活かせるとみている。
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