〔金利マーケットアイ〕スワップ金利は長期・超長期にかけ上昇、短期取引続く

2009年 11月 9日 16:02 JST
 
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〔金利マーケットアイ〕

 <16:04> スワップ金利は長期・超長期にかけ上昇、短期取引続く

  

 スワップ金利は上昇。イールドカーブのスティープ化圧力が強まっている米国市場の影響や、債券現物市場での長いゾーンの金利上昇を受けて、スワップ市場でも長期、超長期ゾーンの払いが目立った。もっとも、大きな出来高を伴った動きではないという。長期的なテーマでのイールドカーブの見通しが立てづらく、スワップ市場の取引はポジション調整など短期的なものにとどまっている。

 各年限の金利上昇幅は、2年で0.625bp程度、5年で1bp程度、7年で1.625bp程度、10年で2.25bp程度、20年で2.75bp程度、30年で2.75bp程度。

 <15:27> 翌日物0.10%中心、金先は盛り上がりに欠ける

 無担保コール翌日物レートは0.10%を中心に安定して推移した。準備預金の積み最終日が近づきしっかりとした資金需要が示される場面はあったものの、全体として順調に積みが進んでおり、目立って取り意欲が高まることはなかった。大手邦銀を中心に0.10%割れでの資金調達意欲を示す参加者も多く、一部では0.07%付近まで出合いのレートは低下していた。コール市場同様にレポ市場の取引も波乱はなく、レポGCレートも0.11─0.13%近辺で落ち着いて推移した。

 ユーロ円金先は小動き。景気低迷によって日銀の低金利政策の継続見通しが根強く、金先は基本的には底堅い地合いを維持している。足元では金融政策の変更などに関わる思惑や手掛かりが生じにくく、方向感が出づらい。出来高も少なく、金先取引は盛り上がりに欠ける展開が続いている。

 <15:11> 国債先物は続落、需給懸念に入札警戒が重なり下げ拡大

 国債先物12月限は前週末比18銭安の137円38銭で続落して取引を終えた。財政拡大による需給悪化懸念がくすぶり、不調に終わった前週の10年債入札の後の下げ基調が継続。日米の国債入札を前にした買いづらさや銀行勢の買いの鈍さも意識され、金利は軒並み上昇した。長期金利は同3bp高い1.475%と6月中旬以来、約5カ月ぶりの高水準に達した。市場では「来年度の予算や国債発行計画という山を年末までに迎えることになり、年内は、やや金利が上昇しやすい状況が続くだろう」(外資系証券)として、長期金利1.5%台への上昇を視野に入れる声も増えている。

 <14:17> 資金繰りに安心感、供給オペ金利は安定推移続く

 

 日銀が午後1時に実施した共通担保資金供給オペ(本店、1兆円、11月10─30日)の結果は、案分レート0.130%、平均落札レート0.131%となった。日銀の積極的な資金供給姿勢から、市場には将来の資金繰りに対する不安はない。同本店オペは1週間程度の短いものから年末年始を越えるやや長めのものまで、ほぼ案分0.13%での落札が続いている。

 日銀の緊急オペ打ち切りが視野に入ってきてはいるが、この先数年はデフレが続き金利正常化は難しいとの見方から、実質的な時間軸効果は一段と強化されている。一時は下値模索の展開となっていたユーロ円3カ月金利先物も下げ止まり、需給悪化懸念がくすぶっている債券市場でも、中短期債の地合いは比較的、底堅さを維持している。

 

 <13:46> 前週以来の軟調地合い継続、国内外の入札前で買い控えも

 円債市場は軟調地合いが継続。先物12月限は一時、前日比27銭安の137円29銭まで下落し、現在も137円34銭と安値に近い水準で推移している。長期金利は同2.5bp高い1.470%に上昇。

 前週の10年債入札が低調な結果となって以降の下げ相場が継続、需給悪化懸念がくすぶる中、国内、米国での国債入札を控えていることがさらなる買い控えにつながっている。先物ゾーンや「特定の投資家層が見出しにくい」(外資系証券)10年ゾーンの売りが目立っており、直近安値(金利は高い水準)をつけたことによるテクニカル的な売りも巻き込み、下げのスピードに勢いがついた。

 <12:47> 円債市場は下げ幅拡大、長期金利3カ月ぶり1.460%

 午後の円債市場は一段安。国債先物12月限は午前の安値を割り込み、前日比16銭安の137円40銭付近に下げ幅を拡大している。長期金利は同1.5bp高い1.460%に上昇、8月10日につけた直近高値に達した。市場関係者によると、40年債、5年債入札を前に買いを急ごうという動きはみられず「押し目買いもぱらぱら入っているようなのだが、踏み込んで買っていこうという勢いはない」(国内証券)といい、買い手不在の状況となる中、売りが出て相場を押し下げている。

 <11:20> コール/レポGC取引は安定推移、ユーロ円金先は動意薄

 9日午前の短期金融市場で、無担保コール翌日物や2営業日後に始まる現金担保付き債券貸借のジェネラル取引が安定的に推移した。資金偏在の動きも見られず、金利跳ね上がりには至らなかった。日銀は、恒例となっている現先方式の国債買いオペで総額を前週末通告分より2000億円減らした。一方、ユーロ円3カ金利先物は動意に乏しい展開だった。国庫短期証券市場も閑散商状だった。

 市場参加者によると、コール翌日物の取引中心金利は0.10%前後。ユーロ円金先の中心限月2010年6月限は、前週末清算値変わらずの99.530付近で推移している。

 <11:00> 国債先物は小幅続落で午前終了、長期金利1.455%で足踏み

 9日午前の円債市場は小幅続落した。日米で供給イベントが迫るなか、主に中期ゾーンで調整売りがみられたためという。国債先物は中心限月ベースで一時8月13日以来、約3カ月ぶりの安値を付けた。日経平均株価が上昇したことも弱材料視された。一方、長期金利の指標銘柄である10年303回債流通利回りは1.455%で足踏みした。長期ゾーンでは地域金融機関からとみられる押し目買いも観測された。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は、手掛かり材料視されなかった。

 国債先物の中心限月12月限の前引けは、前週末終値より9銭安い137円47銭。10年最長期国債利回りは前週末比1ベーシスポイント高い1.455%。

 <10:20> 国債先物が一時3カ月ぶり安値、残存4―6年に売りの観測も

 国債先物が一時前週末終値より11銭安い137円45銭となり、8月13日以来約3カ月ぶりの安値圏に突入する場面があった。「残存4―6年ゾーンでばらりと売りが出ているのではないか」(外資系証券)との指摘があり、こうしたフローが先物相場下落につながった可能性があるという。

 長期金利の指標銘柄である10年303回債流通利回りは、前週末比1ベーシスポイント高い1.455%。ただ、その水準では「地域金融機関からの買いが入っているようだ」(国内証券)との声も聞かれた。

 <09:40> 現先方式の国債買いオペ計1.2兆円に減額、レポGC安定で

 日銀は、恒例となっている現先方式の国債買いオペを通告した。総額は1兆2000億円となり、前週末通告ベースで2000億円減らした。2営業日後に始まる現金担保付き債券貸借のジェネラル取引が低位安定で推移しているための措置とみられる。「これまでに特段の波乱を指摘する声はない」(短資会社)という。

 日銀が毎営業日ごとに公表している東京レポ・レートによると、6日時点でT+0が0.114%、T+1が0.127%、S/Nは0.130%。

 <09:25> 朝方調節で即日オペ見送り、大手行のコール調達0.1%割れ

 日銀は、朝方の定例調節で即日実施のオペを見送り、当座預金残高11兆1000億円、準備預金残高8兆4000億円とする調節姿勢を維持した。市場では「大方の予想通りのオペレーション」(国内金融機関)とみられており、足元取引の波乱要因となるには至っていない。無担保コール翌日物は、弱含みの展開になっているという。

 市場では「一部大手銀行は朝方は0.105%で資金を調達していたが、すでに取引金利が下がっており、加重平均が2営業日連続で0.1%を割り込む公算が高まってきた」(別の国内金融機関)との声が上がっている。

 <09:00> 国債先物は小反発して始まる、LIFFE清算値と同じ水準

 国債先物は小反発して始まった。中心限月12月限の寄り付きは、前週末終値より5銭高い137円61銭。注目された10月米雇用統計は、非農業部門雇用者数が19万人減となり、減少幅は事前予想を上回ったほか、失業率は10.2%と26年半ぶりの水準だったことを受け、6日のニューヨーク債券市場が上昇した流れを継いだ。

 取引水準は6日のロンドン金融先物市場での清算値と同じ水準。市場には「週明けとあって主要投資家の動きが緩慢になりやすいうえ、日米で供給イベントを控え方向感に乏しい展開が続きそう」(国内証券)との見方もある。

 <08:30> コール翌日物0.105%で立ち上がり、大手行ビッドは0.075%

 

 無担保コール翌日物は0.105%付近で始まった。市場参加者によると、主な取り手は地域金融機関や信託銀行のほか、一部大手銀行。「総じてポジションは軽そう」(短資会社)との指摘があり、取引一巡後は軟化に向かっているようだ。参加者からは「大手行の希望調達レートは0.075%付近まで下がっている」(国内金融機関)との声も聞かれた。

 日銀が朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は11兆1000億円、準備預金残高は8兆4000億円程度になる見込み。

 <07:15>

 
 

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