金融政策は日銀が決定すること、コメントする立場にない=尾身財務相=2
尾身財務相は、欧州当局者などから円安に対する批判が相次ぐなか、G7会合での円安議論について「どういう議論が出るかわからず、予断を持つことは適当ではないが、為替レートはファンダメンタルズを反映すべきと申し上げたい。日本経済は全体として非常に順調な回復過程にあると説明し、理解を得たい」との認識を示した。
その上で、午後に採択される共同声明で円相場について言及する可能性に関して「コミュニケは今、相談しているが、スペシフィックな言い方はされないだろう」との見通しを語った。
G7で日本の金融政策運営について指摘があるのではないかとの見方に関して尾身財務相は「金融政策について、具体的に金利をどうするということは基本的に日銀が決定すること。コメントする立場にない」と述べた。
福井俊彦日銀総裁は9日、現地で記者団に対し、2月20、21日の金融政策決定会合では「一層、詰めた議論をしたい」と語り、追加利上げに意欲を示している。
また、尾身財務相は、北朝鮮やイランの核開発問題について「核不拡散体制が崩壊する危険性をはらんでいる。地域の問題ではなく、人類全体の問題だ。国連決議もあり、それに基づいて適切な対応をすべきと機会があれば(G7で)申し上げたい」と述べた。
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