イラク議会が選挙法案を可決、オバマ米大統領は大きな進展と評価
[バグダッド 8日 ロイター] イラク連邦議会は8日、審議が長引いていた選挙法案を可決した。これにより1月の議会選挙への道が開けたが、油田地帯キルクークの帰属問題の解決は先送りされた。
法案審議が難航していたことから、総選挙の時期をめぐる不透明感が高まっていたほか、米当局者の間では、来年の駐留米軍の撤収に影響が出るとの懸念が高まっていた。
オバマ大統領は「難しい問題が残っており厳しい状況が待ち構えているが、今回の合意はイラクに継続的な和平と結束をもたらす政治的な進展で、来年9月までの米軍のイラク撤退に向け、秩序だった責任ある移行を可能にする」との考えを示した。
イラク選挙管理委員会は選挙日を当初1月16日としていたが、今後新たな日程を決定するという。選挙管理委員会のハイダリ委員長は、迅速に準備を進めるとし「祝日の間も作業する」と語った。
一方、アナリストは、今回の選挙法案について、キルクークの長期的な問題解決にはなっていないと指摘。政治アナリストのハザミ・アルヌアイミ氏は「キルクークの状況は依然として保留状態。爆発を待つ爆弾を抱えているようなもの。この問題についての合意は何もなかった」との見方を示した。
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