アジア通貨動向(26日)=総じて上昇、アジア株高を受け

2007年 11月 26日 13:28 JST
 
記事を印刷する |

 [シンガポール 26日 ロイター] 26日序盤のアジア通貨市場では、大半のアジア通貨が対米ドルで上昇している。米国での年末商戦が好調なスタートを切ったことを受け米国株式市場が上昇したことから、アジア地域の株式市場が堅調となっていることが背景になっている。

 高利回り通貨のフィリピンペソPHP=は前週23日の終値を0.25%上回る1米ドル=42.73ペソをつけた。在マニラのトレーダーは、先週の売りの後、投資家のセンチメントが改善していると指摘した。ただ、ペソは目先、狭いレンジで取引されるとの見方を示している。

 韓国ウォンKRW=は23日終盤の水準を0.4%上回る1米ドル=926.6ウォンまで上昇した。

 マレーシアリンギMYR=は23日終盤の水準を約0.3%上回る1米ドル=3.35リンギをつけた。

 MSCIアジア太平洋株価指数(日本を除く).MIAPJ0000PUSは2.7%高。

 OCBC銀行の通貨ストラテジストは、ソウル株式市場で総合株価指数(KOSPI).KS11が23日につけた3カ月ぶり安値から回復するなど、アジア株の上昇が地合いの改善につながっているとした上で、米経済の減速をめぐる懸念は依然根強く、ドルを対アジア通貨で圧迫していると指摘した。

 欧州連合(EU)は今週、中国当局者との協議で人民元の上昇加速を求める見通しで、市場の注目が集まる。人民元CNY=CFXSは一時、23日終値から約0.16%高の1米ドル=7.3944元まで上昇。23日の取引では、切り上げ後の最高値となる7.3912元をつけた。

 人民元は年初来5.5%上昇。中国の政策立案者がインフレ抑制のため人民元の上昇加速に前向きな姿勢を示すなか、過去1カ月では約1.4%上昇している。

 アナリストは、米経済の先行きをめぐる不安が広がるなか、人民元の対ドル相場の上昇加速が他のアジア通貨を支えているとの見方を示した。

 *0303GMT(日本時間午後零時03分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。

 シンガポールドル   1.4411

 台湾ドル       32.303

 韓国ウォン      926.80

 タイバーツ       33.83

 フィリピンペソ 42.83

 インドネシアルピア 9356.00

 マレーシアリンギ   3.3525

 人民元        7.3976

 
 

編集長のおすすめ

  • ニュース
  • 写真
  • ビデオ
  • 日本日本
  • アジア
  • 米国米国
  • 欧州
  • 東証1部 値上り率

株価検索

会社名銘柄コード
 
写真

サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁は、今後2年間はFF金利がゼロ近辺にとどまる可能性があると指摘した。  ブログ