東南アジア株式=総じて上昇

2009年 04月 17日 20:44 JST
 
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 [バンコク 17日 ロイター] 17日の東南アジア株式市場では、バンコク市場がPTTアロマティクスなど商品(コモディティー)関連銘柄に押し上げられ、1%近く上昇した。その一方で弱い経済や政情不安のため、銀行株など国内セクターが圧迫された。

 バンコク市場.SETIのSET指数は不安定な値動きの末に、0.85%高で引けた。タイの反タクシン元首相派市民団体リーダーが何者かに銃撃されたとのニュースが、株価を圧迫した。

 ディーラーらによると、米経済が底入れしたかもしれないとの期待を背景に、石油化学株やエネルギー株への市場の関心が増したという。PTTアロマティクスPTTAR.BKが10.3%急伸したほか、タイ・プラスチックTPC.BKも9.2%上昇、IRPCIRPC.BKは5.6%高となった。

 証券会社筋は「終盤の買いは主に国内の機関投資家と個人投資家によるものだった」と指摘。「政治状況のため市場のムードは全般的に依然慎重だ。また海外勢の関心は比較的薄かった」と述べた。

 銀行株が前日に続き下落。政情不安により、国内経済の回復ペースへの懸念が増した。サイアム・コマーシャル銀行SCB.BKは0.9%安、カシコーン銀行KBAN.BKは1.5%安。両株とも前日に2%あまり下げていた。

 他の市場は小幅な上昇で引けた。JPモルガン・チェースの決算が予想より良い内容だったことを受けて、17日のアジア株は全般的に上昇した。

 シンガポール市場.FTSTIは0.25%高。DBSグループ・ホールディングス(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)は0.5%高、シンガポール・テレコム(シングテル)(STEL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は0.8%高。

 クアラルンプール市場は0.4%高。テナガ・ナショナル(TENA.KL: 株価, 企業情報, レポート)は2.9%高。

 ジャカルタ市場.JKSEは5日続伸で、0.6%高。マンディリ銀行(BMRI.JK: 株価, 企業情報, レポート)が5%上昇したほか、国営ヌガラ・インドネシア銀行(BNI)(BBNI.JK: 株価, 企業情報, レポート)は6.2%高。

 ジャカルタ市場は今週11.5%高と、週間ベースの上昇率で東南アジア市場のトップ。第2位はシンガポール市場で3.7%高、3位はベトナムのホーチミン市場.VNIで2.8%高。

 17日のマニラ市場.PSIは1.43%高、ホーチミン市場は2.83%安で終了した。

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