〔アングル〕独立系投信運用各社、解約少なく10月も資金流入続く

2008年 10月 10日 18:33 JST
 
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 [東京 10日 ロイター] 長期投資をうたい個人投資家への直接販売で投信を提供している新規参入組の独立系運用会社のファンドに、リーマン(LEHMQ.PK: 株価, 企業情報, レポート)破たん後も資金流入が続いている。9─10月の解約がゼロの運用会社もあり、ここ1カ月は資金流入増となっている。

 

 独立系運用会社の場合、自らネットや電話を通じて口座を開設し、ファンドの買い付けも定期的に行っている投資家が比較的多い。主にネット経由で購入できる点も、個人の判断で小口ながら相場を見ながら買い付けることができるため「10月に入ってからの買い付け件数が、既に9月を上回った」(楽知ん投信)ところもある。

 投信評価会社が提供するパフォーマンスデータで、直近3カ月間の騰落率がカテゴリートップとなった「かいたくファンド」62006579JP.LPも「1日あたりの買い付け件数は2ケタにのぼっている」といい、解約についても「この2カ月くらいの間、(解約は)1件のみだった。下がったところでは買いが入っている」(森本新兒(しんじ)代表取締役)とコメントしている。

 金融システム不安による株式相場の下落で、投信の解約が急増しているという報道も一部にあるが「顧客からの問い合わせという点では(リーマン破たん後)きょう初めて1件あった。解約はなく、既に購入している投資家が基準価額が下がったところで買い付けてくるという感じだ」(おふくろ投信)という。

 独立系の中でも中堅のありがとう投信は、資金流入について「継続的にネットでプラス傾向にある。定期定額買い付けを除いてもプラスで、口座開設も続いている」としている。

 

 ロイターが試算した資金流入状況によると、独立系運用会社6社(10月設定分を除く)の直近1カ月間は約18億円の流入超になっている。

 

 (ロイター日本語ニュース 岩崎成子記者;編集 石田仁志)

(michiko.iwasaki@thomsonreuters.com; 03-6441-1799; ロイターメッセージング:

michiko.iwasaki.reuters.com@reuters.net)

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