CDSは「破滅の道具」、取引の全面禁止を=ソロス氏

2009年 06月 12日 20:06 JST
 
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 [北京 12日 ロイター] 著名投資家のジョージ・ソロス氏は12日、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は「破滅の道具」であり、取引を禁止すべきだとの認識を示した。

 北京で開催中の国際金融協会(IIF)の会合で述べた。

 ソロス氏は、CDSはリスクとリターンが非対称的で、対象債券に大きな下落圧力をかけ、企業や金融機関を破たんに追い込みかねないと指摘。

 「(CDSは)取引を全面禁止とすべきだ。話を聞けば聞くほど、いかに有害かがわかる」とし、「CDSは破滅の道具であり、法律で禁止すべきだ」と述べた。

 同氏はCDSについて、プロテクションの買いはリスクが限定的でリターンは事実上無限大だが、プロテクションの売りはリスクが無限大でリターンが限定的だと指摘。この非対称性が、プロテクションの買い/債券の売りを促しているとの認識を示した。

 また、CDSが売買されており、いつでも売却できるという前提で価格が設定される傾向があることも、この非対称性を拡大する要因になっていると指摘。

 「投資家は、将来のデフォルトへの保険としてCDSを買っているのではない。経済環境が悪化すれば儲かるという理由でCDSを買っている」との見方を示した。

 

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