東南アジア株式=主要市場は2週間ぶり高値、商品株に買い

2009年 11月 9日 20:38 JST
 
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 [バンコク 9日 ロイター] 週明け9日の東南アジア株式市場の株価は、シンガポール、ジャカルタ、バンコクの3市場の株価指数がそれぞれ約2週間ぶりの高値に上昇した。ウィルマー・インターナショナル、アストラ・アグロ・レスタリ、タイ石油会社(PTT)など資源、商品(コモディティー)関連企業の株が買われたことが背景。

 シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは1.32%高。パーム油大手ウィルマー・インターナショナル(WLIL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は3.2%高、商品専門商社ノーブル・グループ(NOBG.SI: 株価, 企業情報, レポート)は6.2%高、同業のオラム・インターナショナル(OLAM.SI: 株価, 企業情報, レポート)は2.8%高。

 シンガポールのディーラーは「金相場は史上最高値をつけ、米ドルは対ユーロで安い。これらすべての要素がウィルマーやオラムなどコモディティー株を押し上げている」と述べた。

 政府系複合企業セムコープ・インダストリーズ(SCIL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は2.8%高。公益事業部門がオマーンから発電能力450メガワットの発電所建設を受注したとの報を受けた。

 シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行に相当)は9日、低金利を背景に同国不動産市場で投機行為が横行し、バブル的状況が生じる恐れがあるとして、リスクを減らすための追加措置を取る必要があるかもしれないと警告。これを受けて不動産株はいったん下落したが、取引終盤に値を戻し、キャピタランド(CATL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は変わらず、シティ・ディベロップメント(CTDM.SI: 株価, 企業情報, レポート)は0.6%高でそれぞれ終了した。

 ジャカルタ市場の総合株価指数.JKSEは0.47%高。農園最大手のアストラ・アグロ・レスタリ(AALI.JK: 株価, 企業情報, レポート)は1.6%高。

 バンコク市場のSET指数.SETIは2.13%高。PTTPTT.BKが3.7%上昇し、SET指数を押し上げた。

 タイ鶏肉輸出最大手、チャロン・ポカパン・フーズCPF.BKは2.6%高。同社が取引終了後に発表した第3四半期決算は、利益が3倍に急増した。

 クアラルンプール市場のクアラルンプール総合指数(KLCI)は2週間ぶりの高値をつけ、0.55%高で終了。パーム農園のインダストリアル・オキシジェン(IOI)(IOIB.KL: 株価, 企業情報, レポート)が4.5%上昇したほか、サイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)は1.1%高。

 一方マニラ市場の主要株価指数.PSIは0.54%安。通信大手フィリピン・ロング・ディスタンス・テレフォン(PLDT)(TEL.PS: 株価, 企業情報, レポート)とアヤラ・ランド(ALI.PS: 株価, 企業情報, レポート)がともに2%余り下落したことが響いた。

 またベトナム・ホーチミン市場のVN指数.VNIは3.75%安。ビナミルクVNM.HMは3%安、バオベト・ホールディングスBVH.HMは5%安。

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