米金融・債券市場展望=3年債入札が好調の見通し

2009年 11月 9日 07:49 JST
 
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 [ニューヨーク 6日 ロイター] 週明け9日に行われる3年物米国債400億ドルの入札は投資家の強固な需要を呼び、過去最大の810億ドルの四半期定例入札の力強いスタートとなりそうだ。

 アナリストらは5日、事実上のゼロ金利政策を維持するとの連邦公開市場委員会(FOMC)の声明と、市場の予想より悪い内容の10月の雇用統計の発表で、短期物国債が長期物より魅力的な投資先になったと語った。

 アナリストらは、2年債と3年債の利回り差は0.5%ポイントとかなり大きく、リスク志向の強い投資家には魅力的だと指摘している。

 3年債400億ドルの入札に続き、財務省は10年債250億ドルの入札を10日に、30年債160億ドルの入札を12日に実施する。

 国債への需要は、連邦政府の財政赤字の急拡大や準備通貨としてのドルの地位をめぐる先行き不透明感にもかかわらず強さを保っている。

 財務省は先に、2010会計年度の新規国債発行は1兆4000億ドルになる見通しだと発表した。09年度は1兆7000億ドルだった。

 アナリストや投資家らによると、3年債の供給は毎月着実に伸びているものの、買い手はまだ離れていない。

 スターリング・スタモス・キャピタル・マネジメントの債券部門責任者、マイケル・カストナー氏は「(3年債は)非常に歓迎されてきており、入札に参加しないのは気が進まない」と語った。

 トレーダーらは6日終盤、新規発行分の3年債の利回りUS3YTWI=TWEBを1.425%と予想していた。公開市場での3年債の最新の利回りUS3YT=RRは1.367%。

 メインステイ・バランスト・ファンドのトム・ジラード氏は「短期的にはデフレ圧力の方がインフレ圧力より強い。そういう時には利回りを求める買いが出て、結果的にそれを押し下げることになる」と述べた。

 6日終盤の10年債利回りUS10YT=RRは3.50%で、前日終盤より0.02%低下した。

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