UPDATE1: 豪アクサ・アジア・パシフィック、103億米ドルの買収提案拒否
[シドニー/香港 9日 ロイター] 豪保険のアクサ・アジア・パシフィック・ホールディングス(AXA.AX: 株価, 企業情報, レポート)は9日、豪保険大手AMP(AMP.AX: 株価, 企業情報, レポート)と仏保険大手アクサ(AXAF.PA: 株価, 企業情報, レポート)による103億米ドルでの買収提案を拒否した。提案が受け入れられれば、アクサ・アジア・パシフィックの豪州資産は豪AMP、アジア諸国の資産は仏アクサの手に渡ることになっていた。
具体的には、仏アクサが持つ51%のアクサ・アジア・パシフィック株を含め、AMPがアクサ・アジア・パシフィックの株式100%を取得。その後、アクサ・アジア・パシフィックのアジア資産を仏アクサに売却することが提案されていた。
アクサ・アジア・パシフィックのアラート会長は、同提案はアクサ・アジア・パシフィックの企業価値を「著しく過小評価している」と述べた。
ただアナリストは、これらの当事者が合意にこぎつける可能性が高いとみている。
マンダリン・ジェスチョンのファンドマネジャー、ファビエンヌ・ジラール・トカイ氏は「提示額を過度に引き上げる用意はアクサにないだろうが、恐らく合意が成立するだろう」と述べた上で、「アクサ・アジア・パシフィックは優良資産の1つであり、少数株主持ち分を買い取るのは非常に良い考えだ」と指摘した。
パリのアクサのスポークスマンは、アクサ・アジア・パシフィックに対する提示額が引き上げられるかどうかについてコメントを拒否した。
AMPの提案は、アクサ・アジア・パシフィックの株式1株に対し、AMPの株式0.6896株と現金1.3796豪ドルの支払いでアクサ・アジア・パシフィックを買収するもの。AMP株の6日の終値に基づくと、アクサ・アジア・パシフィックの企業価値は112億豪ドルと試算される。
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