〔情報BOX〕日本企業エクイティファイナンス、09年1─3月期は過去最低の3606億円
[東京 1日 ロイター] 日本企業のエクイティファイナンス(新株発行を伴う資金
調達)は2009年1─3月期、36億8000万ドル(約3606億円)となり、調査
開始以来、四半期ベースで過去最低となった。株式相場の低迷や景気の先行き不透明感を
背景に、企業が株式関連の資金調達に慎重になった。高格付けの企業を中心に、日本企業
の社債発行が過去最高(約3兆円)に迫ったのとは対照的となった。
トムソン・ロイターによると、1─3月期は野村ホールディングス(8604.T: 株価, ニュース, レポート)による約
3000億円の公募増資が全体の8割を占めた。株式の新規公開(IPO)の件数は7件
と、四半期ベースで過去最低に落ち込んだ。7件のIPOのうち、3件はヘルスケアセク
ター企業で、マーケットの低迷の中でも、同セクターからは一定の資金需要があることを
裏付けた。
ブックランナーのリーグテーブル上位3社は以下の通り。
順位 証券会社 金額 件数
(億ドル/億円)
1(1) 野村証券 4.08/ 399 7
2(2) 大和証券SMBC 3.27/ 320 2
3(7) 新光証券 0.06/ 5 1
注)カッコ内は前年同期の順位。円建ての数字は1ドル98円で換算した。
ブックランナーとは、株式や債券の発行を引き受ける際に、引き受け配分や発行価額の
決定権を持つ証券会社や投資銀行を指します。野村ホールディングスが実施した公募増資
は野村証券による引き受けのため、リーグテーブルの対象外としています。
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