〔情報BOX〕日本企業の社債発行、09年1─3月期は過去最高の2.9兆円
[東京 1日 ロイター] 日本企業の社債発行額(財投機関債を含む)は2009年
1─3月期、2兆9767億円と四半期ベースで過去最高となった。前年同期比では
54%の増加。銀行が貸し出しに慎重姿勢を取るなか、パナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)(4000
億円)のようにメーカーが大型の社債発行に踏み切ったほか、三菱東京UFJ銀行
(4500億円)など金融機関の起債も相次いだ。エクイテイファイナンス(新株発行を
伴う資金調達)が四半期で過去最低(約3606億円)になったのとは対照的な結果とな
った。
トムソン・ロイターによると、日本企業の社債発行で最も多かったセクターは金融で、
発行額の36%を占めた。このほか、ハイテク企業の起債も総額で6390億円に上り、
前年同期の8倍に膨らんだ。
これら日本企業の起債のほか、海外企業が日本で発行した円建て債券(サムライ債)
や証券化商品など、円建て債券の発行額は総額で5兆3578億円となり、同1.2%増
加した。
ブックランナーのランキング上位10社は以下の通り。
順位 証券会社 金額 件数 シェア
(兆円) (%)
1( 1) 野村証券 1.499 56 28.0
2( 3) 三菱UFJFG 1.191 45 22.2
3( 2) 大和証券SMBC 0.866 43 16.2
4( 4) みずほFG 0.611 46 11.4
5( 5) 日興シティ 0.419 24 7.8
6(21) ロイヤルバンクオブスコットランド 0.220 1 4.1
7( 7) ゴールドマン・サックス 0.099 8 1.9
8(12) BNPパリバ 0.077 5 1.5
9( 6) モルガンスタンレー 0.063 2 1.2
10(16) ドイツ銀行 0.058 5 1.1
注)カッコ内は前年同期の順位。
ブックランナーとは、株式や債券の発行を引き受ける際に、引き受け配分や発行価額の
決定権を持つ証券会社や投資銀行を指します。
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