東南アジア株式=経済先行きを懸念で大半が下落、週足では上昇
[シンガポール 25日 ロイター] 25日の東南アジア株式市場は、暗い経済成長見通しを背景に、大半が下落した。ただ原油相場の下落を受けて、週足では大半の市場が上昇した。
24日発表された米住宅販売統計が弱い内容となり、世界経済のぜい弱さが改めて示されたことを受けて、世界的に株価が下落した。
ジャカルタ市場.JKSEとマニラ市場.PSIは今週、週足では東南アジア地域の値上がり率トップで、それぞれ4.9%、5.2%の上昇だった。ただ25日はジャカルタ市場が0.52%安、マニラ市場が0.91%安だった。
クアラルンプール市場.KLSEは0.01%高で終了。今週は3.3%高。シンガポール市場.FTSTIは1.85%安だったが、週足では金融株と不動産株主導で2.6%上昇した。
バンコク市場.SETIは0.87%安で引けたが、週足では3.2%高だった。
シンガポール市場では不動産大手が今週の上げ幅の一部を消し、シティ・ディベロップメンツ(CTDM.SI: 株価, 企業情報, レポート)が3.4%安、中国系のヤンロード・ランド(YNLG.SI: 株価, 企業情報, レポート)が6.1%安。
金融株も今週の上げ幅の一部を消し、シンガポール取引所(SGX)(SGXL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は3%安、銀行最大手DBSグループ・ホールディングス(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)は1.9%安。
タイの銀行株は貸し出しの伸びが懸念されて下落し、最大手のバンコク銀行BBL.BK は2.7%安、同4位のカシコーン銀行KBAN.BKは3.6%安。
一方、第2・四半期決算が良好な内容だったPTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)PTTE.BKは3.5%高。証券最大手のキム・エン証券KEST.BKは同社幹部が楽観的な業績見通しを示したにもかかわらず、1.8%下げた。
ベトナムのホーチミン市場.VNIは1.45%安。今週は11%安となった。アナリストらによると、投資家らは7月の株価上昇を受けて利益を確定していたという。
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