東南アジア株式=全般に下落、SPは上昇・バンコクも値を戻す

2009年 04月 21日 20:42 JST
 
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 [バンコク 21日 ロイター] 21日の東南アジア株式市場は、全般的に軟調だった。米金融システムの健全性への懸念が再燃したことが株価を損ねた。ただシンガポール市場とバンコク市場は値を戻し、プラス圏で引けた。

 米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)の不良債権が大幅に増加したことを受けて景気回復ペースへの懸念が浮上し、最近の世界的な株価上昇がストップした。

 ジャカルタ市場の総合株価指数.JKSEは先週11.5%上昇したが、きょうは1.99%安で引けた。またクアラルンプール市場は最近の続伸がストップし、0.18%安。

 前日に7カ月ぶりの高値をつけたマニラ市場.PSIは1.79%安。ベトナムのホーチミン市場.VNIは1.92%安。

 一方、シンガポール市場では終盤にDBSグループ・ホールディングス(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)など銀行株への買いが入ったこともあり、ストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは0.66%高で終了。STIは一時、3.25%下げる場面もあった。

 シンガポール市場の値下がり銘柄では、シンガポール・テレコム(STEL.SI: 株価, 企業情報, レポート)が1.6%安、シンガポール・ペトロリアムSPCS.SIが5.2%安。原油相場がオーバーナイトで9%近く下げる中、四半期利益が予想を上回ったことは材料視されなかった。

 石油リグ建造大手ケッペル・コーポレーション(KPLM.SI: 株価, 企業情報, レポート)は1.5%安。

 バンコク市場も東南アジア地域全般の下落傾向に逆行し、取引前半での1.5%下落から値を戻した。SET指数.SETIは0.02%高で終了。同指数に大きな比重を占めるエネルギー株.SETENや通信株.SETICが終盤に買われたことが同指数を押し上げた。

 タイ石油会社(PTT)(PTT.BK: 株価, 企業情報, レポート)は0.84%安。PTTがコスト削減と効率化のために傘下企業の再編を検討していると表明したことを受けて、PTT株は今月前半以来16%上昇していた。

 バンコク銀行BBL.BKは3.13%安。同株が配当落ちとなったことに加え、第1・四半期の純利益が13.5%減と、予想より大幅に落ち込んだことが響いた。

 クアラルンプール市場では、プランテーション銘柄のサイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)が0.78%、インダストリアル・オキシジェン(IOI)(IOIB.KL: 株価, 企業情報, レポート)が0.47%、それぞれ下落した。

 一方マレーシアの携帯電話会社アクシアタ(AXIA.KL: 株価, 企業情報, レポート)は前日の4.4%高に続き、2.62%上昇。同社がバングラデシュの関連会社を上場させる可能性があるとのリポートが株高の原因だとする向きもあった。

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