東南アジア株式=大半が下落、豚インフルの影響を懸念
[バンコク 27日 ロイター] 週明け27日の東南アジア株式市場は、豚インフルエンザの感染拡大の影響が懸念される中、大半の市場で株価が下落した。シンガポール市場が約3週間ぶり安値をつけたほか、クアラルンプール市場は続伸が3日でストップした。
東南アジアでの豚インフルエンザ感染は今のところ報告されていない。
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは1.85%安で引けた。一時は3%下げ、4月8日以来の安値をつけた。
クアラルンプール市場は1.27%安。同市場は過去3営業日で3.8%上昇していた。
ジャカルタ市場.JKSEは5営業日続落で、0.96%安。マニラ市場.PSIは0.86%安。
豚インフルエンザの流行で航空輸送が影響を受けるとの懸念から、航空株が大幅下落。シンガポール航空(SIAL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は4.5%安、マレーシアのエアアジア(AIRA.KL: 株価, 企業情報, レポート)は8.8%安、タイ国際航空THAI.BKは6.9%安。
豚インフルエンザは食品関連銘柄にも影響し、売上高の約12%を豚肉製品が占めるタイのチャロン・ポカパン・フーズCPF.BKは0.6%安。一方、今回の騒ぎで魚介類の消費が増えるとの見方から、ツナ缶を生産するタイ・ユニオン・フローズンTUF.BKが13%急伸した。
また主要銘柄が東南アジア地域で幅広く下落。シンガポール市場ではDBSグループ・ホールディングス(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)が0.7%安、シンガポール・テレコム(STEL.SI: 株価, 企業情報, レポート)が0.8%安。クアラルンプール市場ではゲンティン(GENT.KL: 株価, 企業情報, レポート)が5.7%下げたほか、メイバンク(MBBM.KL: 株価, 企業情報, レポート)も0.9%安。インドネシアのバンク・セントラル・アジア(BBCA.JK: 株価, 企業情報, レポート)は5.2%安、フィリピンのマニラ電力(MER.PS: 株価, 企業情報, レポート)は6.3%安。
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