金融専門人材育成の研究会が初会合、「金融サービス士」の資格創設など検討=金融庁
[東京 19日 ロイター] 金融庁は19日午後、東京市場の国際競争力強化に向けて「金融専門人材に関する研究会」の初会合を開いた。金融法務や財務会計の専門家の「金融サービス士」の資格創設などについて検討する。
金融サービス士は、渡辺喜美金融担当相がかねてから提唱。同相は19日午後の研究会の初会合で「グローバルな市場間競争が激化する中で、専門人材の育成は急務だ」と指摘したうえで「資格創設などについて有意義な意見と提言をいただきたい」とあいさつした。
また、渡辺金融担当相は、金融法務や財務会計の専門家を育成して、金融機関や上場企業、証券取引所や自主規制機関のほか、金融庁や証券取引等監視委員会での人材確保を図ることで「企業と規制当局の間のコンプライアンス感覚の共有が行われるだろう」と述べ、当局の人員不足が指摘される中、市場の自己規律の確立に期待を示した。
研究会は、金融庁の金融研究研修センター(センター長:吉野直行慶大教授)内に設置。吉野教授はじめ学会や産業・金融界の有識者10人がメンバーで、月に1―2回の頻度で開催していく。
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