UPDATE1: アドバンテッジが東京スター銀<8384.T>買収を正式発表、TOB価格は1株36万円
[東京 21日 ロイター] 投資ファンドのアドバンテッジ・パートナーズは21日、東京スター銀行8384.Tに対する株式公開買付(TOB)を正式発表した。買付価格は1株36万円で、全株の取得を目指す。買収総額は2500億円となる。
買付期間は、金融庁から銀行主要株主の認可を得た上で決めるとし、1月にも実施する。筆頭株主のローンスター[LS.UL]は保有する発行済み株式の68%を売却することで合意しており、残りの少数株主保有分も買い取る。東京スター銀の株式は、上場廃止になる。東京スター銀の過去3カ月の平均株価は33万1661円で、買付価格には8.5%のプレミアムが乗った。
東京スター銀は、公開買付の実施が最終決定した時点で、賛否の見解を表明するとのコメントを発表した。
アドバンテッジは、ローンスターが実施した2回の入札を経て6月に優先交渉権を得たが、米国のサブプライムローン(信用度の低い借り手への融資)問題を発端にしたクレジット市場の混乱で、予定していた買収資金の調達が難航。当初は、TOB価格を1株42万円程度としていたものの、30万円台に引き下げるようローンスターに要求し、交渉を続けていた。
アドバンテッジは自己資金に加えて金融機関からの借り入れによって買収資金をまかなうが、融資団には、メリルリンチMER.Nとユニクレディト(CRDI.MI: 株価, 企業情報, レポート)、新生銀行(8303.T: 株価, ニュース, レポート)、クレディ・アグリコル(CAGR.PA: 株価, 企業情報, レポート)の投資銀行部門であるカリヨンなどが加わる見通し。
東京スター銀は2005年10月、1株43万円で東証1部に上場。ローンスターは保有する東京スター銀行株の約3割を売却してエグジット(投資回収)した結果、売却益約900億円を手にした。
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.
好決算でも足元の株価は慎重
好決算を株価が織り込むタイミングは、地合いが落ち着いてからとの見方が出ている。 記事の全文





日本
米国