今日の円債見通し=続落、利回り曲線にはブル・スティープ化圧力
レンジ 下値/上値抵抗線
国債先物6月限 135.30─135.90 134.58/137.05
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RSI―9 5日移動平均 25日移動平均
国債先物6月限 25.509 135.90 138.59
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10年最長期国債利回り 1.670%―1.630%
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[東京 7日 ロイター] 国債先物は続落して始まるとみられる。為替相場でのドル
安進行や供給懸念を背景に原油先物相場が過去最高を更新、インフレ懸念が強まっている。
財務省が8日実施する10年利付国債(1兆9000億円、2018年3月20日償還)
の入札を控え、持ち高を調整するための売りも出やすい。米短期債相場はしっかりで推移
しており、利回り曲線の形状はブル・スティープニングする可能性がありそうだ。
前日の米金融・債券市場で長期債が続落した流れを継いで、国債先物には売りが先行し
そうだ。米原油先物が一時、1バレル122ドルを超えて過去最高値を更新したため、エ
ネルギーインフレを巡る懸念が再燃。米財務省による総額210億ドルの四半期定例入札
(クオータリー・リファンディング)が予定されていることも圧迫材料となり、米長期金
利は3.92%に迫った。
6日のLIFFE円債市場の先物6月限の清算値は、2日東京引け値より10銭安い
135円65銭だった。市場には「リスク許容度が低下するなかでの利付国債入札への警
戒がくすぶっている」(国内証券)との指摘があり、財務省が8日実施する10年利付国
債を控えた調整売りが相場の重しになることも考えられる。
一方、金融政策に敏感な中短期債利回りの上昇ピッチは鈍る可能性がある。これは、ク
レジット市場をめぐる懸念の高まりを背景に、前日の米債券市場で短期債が買われたため。
スイスの金融大手UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は5500人の人員削減と資本増強に向けた資産売却
を発表。また、米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)は第1・四半期決算が予想を
上回る赤字となったことを明らかにした。赤字は3四半期連続。
米国債市場では「金融セクターのデータが引き続き弱いこと、特に住宅市場の低迷が懸
念されることと、インフレ懸念や最高値を更新して上昇する原油価格とが綱引き状態とな
っている」と指摘が出ている。市場には、こうした流れが波及すれば、国債利回りがブ
ル・スティープ化する形状になるとの見方もあった。
(ロイターニュース 山口 貴也記者)
(takaya.yamaguchi@thomsonreuters.com; 03-6441-1792; ロイターメッセージング
:takaya.yamaguchi.reuters.com@reuters.net)
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