JT<2914.T>やたばこ関連団体、自民党にたばこ増税反対を申し入れ
[東京 1日 ロイター] 日本たばこ産業(JT)(2914.T: 株価, ニュース, レポート)や全国たばこ販売協同組合連合会(松井茂会長)、全国たばこ耕作組合中央会(税所次行会長)は1日、自民党の谷垣禎一政調会長に対し、たばこ増税反対の申し入れを行った。3者は共同で記者会見を開き「たばこ業界が壊滅的な打撃を受ける」(松井会長)ほか、税の公平性を欠くうえ、販売数量減で想定するような税収効果は得られないなどととして、あらためて強く反対する姿勢を表明した。
増税反対の理由として、1)すでに1箱約190円という高水準の税を負担している、2)社会保障費は広く負担するものであり、たばこ税に頼るのは公平性を欠く、3)たばこの販売数量が減少し期待するような税収は得られない、4)たばこ産業に壊滅的な影響をもたらす―――などの点を挙げている。たばこ産業としては、JTのほかにも、日本全国で約30万店のたばこ販売店、1万3000戸の葉たばこ耕作農家がある。
JTの山田良一副社長は「場合によっては署名活動なども考えていく」と述べ、各方面に働きかけを続ける考えを示した。
与野党で浮上している1箱1000円にした場合、どの程度のたばこ離れを生じさせるかについては、さまざまな試算がなされているが「海外を含め、これほどの大幅増税は過去に例を見ない」(山田副社長)ため、算定は不可能とした。ただ、たばこを止める人、吸う本数を減らす人などを合わせ「税収に対しては大きな打撃を与える」とした。
自民党の税制調査会は、1日から来年度税制改正の議論を開始した。
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